米国バージニア州にAWM社ウェイブプールが!住民まで募集の“暮らす”商業施設

現在のウェイブプールシーン戦国時代において、新星の如く現れ、今やリーディングカンパニーのウェイブガーデン社に次ぐ勢いを見せているのが造波装置「PerfectSwell」を製造しているAWM(American Wave Machines)社。

AWM社の造波装置を使用した初のウェイブプールとしてオープンしたのが、米国テキサス州ウェーコのBSRサーフリゾート。現時点において商業施設としてオープンしているのはこちらのみですが、米国ニュージャージー州にてモダンウェイブプールとして初となる屋内施設となるアメリカンドリームも既に完成しており、まもなく一般公開予定。さらに、日本の牧之原やブラジルでも新たなウェイブプール建設がすでに発表されています。

そんな中、AWM社の造波装置を使用したさらなるウェイブプール建設の話題が発表されました。新たに建設されるのは再びのアメリカであり、場所はバージニア州リッチモンド。

ここ最近の流行と言えますが、ウェイブプール単体での建設ではなく、複合施設としての建設となり、その名も「The Lake(ザ・レイク)」。

全体で105エイカーに及ぶ開発において、サーフィンはメインアトラクションでありながら、全体のわずか6%という割合とのこと。

残り94%は、ショッピング、オフィススペース、ホテル、住居スペース用アパートといった構成になっているそうです。

個人的にとても意外だったのが住居スペース。これまでにもウェイブプールを含む商業施設ではホテルとは別の滞在スペースはあったものの、あくまでも別荘のよう、一時的滞在スペースでした。

でしたが、今回は住居スペースということで、ウェイブプールを含めた商業施設エリアにて暮らすことが可能になるわけです。

勝手なイメージとしては、プール付きのコンドミニアムに住むことの延長線上なのかと思うと、お金さえ出せばただのプールを“モダンウェイブプール付きコンドミニアム”にアップグレードできる時代なのかもしれません。

さて、ザ・レイクは現時点において全ての認可を得ていると言うので、すでに今後の進行を妨げる外的要素は一切ありません。

今後のスケジュールとしては、今年から着工に入り、2021年後半までに「フェーズ1」を完成予定とのこと。

このフェーズ1にウェイブプールは含まれるそうなので、早ければ来年にはオープンになる可能性が高いと思われます。

最後に、AWM社の造波装置を使ったウェイブプール計画は、予定通りであれば来年には日本とブラジルでオープン予定。

リーディングカンパニーであるウェイブガーデン社も最近は建設が活発になってきたものの、近い将来にはAWM社のウェイブプールが数で抜く可能性も出てきたと感じさせられるほどの勢いと言えます。

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All Photos By The Lake
The Lake公式サイト:lakeadventures.com

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