予想天気図(10月16日21時の予想)

週末はどこに波がある?TSN週間波予想(10月15日)

今シーズン最大級の台風となった16号が去り、東日本では水温が低下傾向。
空気もすっかり秋に入れ替わり、海ではフルスーツを着用しているサーファーが目立ってきた。

今週末は西高東低の冬型の気圧配置に移行して強い寒気が入り、北海道では初雪、関東甲信や東北の高い山では初冠雪も予想されている。
更に来週の中盤には更に強い寒気が入り、一気に冬の足音が聞こえてくる予想だ。

関東は風向きに合わせた行動を

週末は16日の土曜日に二つの前線を伴った低気圧が通過。
17日の日曜日は低気圧がオホーツク海で発達、寒冷前線が通過して西高東低の冬型の気圧配置に移行する模様。

関東では16日の土曜日に南よりの風が吹き込み、17日の日曜日は北〜北東風が強まる見込み。

湘南では16日の土曜日、東よりのウネリが続く傾向ながら風の影響が気になりそう。
オフショアに変わる17日の日曜日は沖合いで強まる西よりの風波によって遊べるサイズを維持する可能性がある。

千葉・茨城でも16日の土曜日は東よりのウネリが続く傾向。
南よりの風をかわす場所はコンディションが整う可能性もある。

17日の日曜日も東よりのウネリが続く傾向ながら特に茨城では風の影響が気になることが予想される。
風の影響を軽減出来る場所へ向かいたい。

西日本は土曜日がベター

西日本は前線の影響でやや不安定ながら16日の土曜日は北〜北東風。
17日の日曜日は北西風が強まる見込み。

16日の土曜日は基本的に風が弱く、東よりのウネリも続き、国府の浜などのウネリを拾いやすい場所を中心に遊べそう。
北西風が強まる17日の日曜日はウネリが抑えられてしまい、スモールコンディションになる可能性がある。

宮崎でも16日の土曜日は東よりのウネリが続き、朝は北西風で遊べる場所が多くなりそう。
17日の日曜日は北よりの風が強まり、影響が気になる可能性がある。

日本海は土曜日に変化が出たら早めの行動

日本海は西高東低の冬型の気圧配置に移行する17日の日曜日に北〜北西風が強まり、クローズアウトする場所が多くなりそう。
16日の土曜日は西から北よりの風が吹き始め、徐々にサイズアップ傾向となる可能性がある。
変化が出たら早めに行動した方が良いだろう。

Waveシミュレーター 提供:BCM
週間天気図 10/17(日) 21時/提供:BCM

(THE SURF NEWS編集部)

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