予想天気図(6月5日21時の予想)

週末はどこに波がある?TSN週間波予想(6月4日)

南シナ海を北上中の台風3号はバシー海峡を経て5日の土曜日には先島諸島付近で熱帯低気圧に変わる模様。
その後は沖縄付近に接近して週明けには日本の南海上を移動しながら衰退する可能性がある。
今のところ沖縄以外は大きな影響がなさそう。

なお、関東の梅雨入りは例年だと6月7日頃、昨年は6月11日頃。
6月11日までは晴れや曇りの予報なので、梅雨入りはもう少し先になりそう。

米軍(JTWC) 台風画像

関東、湘南は土曜日がベスト

4日の金曜日は高気圧の中心が東へ遠ざかる一方、前線上の低気圧が発達しながら日本海から大陸を移動。
西日本に延びる前線上に新たな低気圧が発生して夜には東日本を通過する模様。

5日の土曜日は低気圧が北海道の東へ移動して高気圧に覆われ、6日の日曜日は前線が西日本〜東日本の南海上に延びる模様。

関東では4日の金曜日の時点で南〜南東風が強く、湘南では最大頭サイズある。
5日の土曜日は風がおさまり、コンディションの回復が期待出来そう。

6日の日曜日は南〜南西風が吹き込む見込みなので、湘南は5日の土曜日がベスト。
サイズを求めるなら早めが良いだろう。

千葉・茨城でも4日の金曜日の時点でサイズアップ。
特に千葉は頭オーバーでクローズアウトしている場所が多い。

5日の土曜日はウネリのピークが過ぎるものの、北東よりの風が吹き込む見込みなので、限られた場所でのサーフィンが予想される。
6日の日曜日は南〜南西風が吹き込む見込み。
東ウネリにシフトしながら落ち着く傾向となり、風をかわす場所はコンディションが整う可能性もある。

西日本は土曜日の回復に期待

西日本でも4日の金曜日の時点で国府の浜などは南南東風が強く、サイズこそあるものの、厳しいコンディション。
5日の土曜日は風がおさまり、コンディションの回復が期待出来そう。

6日の日曜日は前線の影響で天候が崩れ、南〜南西風が入りやすくなる見込み。
サイズダウンも進み、物足りないコンディションが予想される。

宮崎に関しては4日の金曜日の時点で最大頭オーバーある南東ウネリが週末は落ち着く傾向。
朝の内は風が弱く、日中は東よりの風が吹き込む見込みなので、早起きして海に向かいたい。

日本海は風の影響がネックに

日本海は週末を通して南〜南西風が入りやすくなる見込み。
西よりのウネリが多少強まる可能性があるが、基本的にはスモールコンディション。
風の影響も気になることが予想される。

Waveシミュレーター 提供:BCM
週間天気図 6/6(日)21時/提供:BCM

(THE SURF NEWS編集部)

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