気象衛星画像(7月16日13:45)

週末はどこに波がある?TSN週間波予想(7月16日)

「令和2年7月豪雨」と名付けられるほど今年の梅雨は雨が多い。
今週は島根県の江の川が氾濫して甚大な浸水被害が発生した。

今週末も梅雨前線の影響で雨が降りやすく、一部では大雨になることも予想されているため、引き続き十分な注意が必要だ。
なお、週明けは九州方面で梅雨明けの可能性があるが、九州よりも西ではまだ梅雨前線が停滞気味となる模様。

平年だと7月21日頃に梅雨が明ける関東甲信、今年は少し先になると考えた方が良いだろう。

先週と比べると波の変化は少なそう

先々週、先週と梅雨前線や前線上を進んだ低気圧の影響で南よりの風が強まり、南向きの場所はサイズアップしていた。
今週末も梅雨前線の影響で南よりの風が強まる見込み。
風波を中心にサイズアップする可能性はあるが、先週と比べると変化は少なそう。

関東では18日の土曜日の後半から19日の日曜日にかけて南よりの風が強まりやすくなる見込み。
湘南や千葉の南向きの場所はサイズアップする可能性がある。
一方、千葉の風をかわす場所や茨城ではウネリが抑えられてしまいそう。
基本的にスモールコンディションが続くことが予想されるため、ロングや浮力があるボードを用意したい。
なお、前線の境目となりそうな茨城の特に北部では北東風が持続する可能性もあるので、最新の情報を参考にしたい。

西日本では18日の土曜日〜19日の日曜日にかけて南よりの風が強まりやすくなる見込み。
南向きの場所はサイズアップする可能性があるが、コンディション的には期待出来ない。

先週末、低気圧の影響で大きな変化があった日本海では残念ながらサイズ変化が期待出来ず、この時期らしい穏やかなコンディションが続く週末となりそう。
風は弱い状態が続く見込み。

Waveシミュレーター 提供:BCM
週間天気図 7/19(日)21時/提供:BCM

(THE SURF NEWS編集部)

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