TSJ日本版より

ザ・シャーククライシス、パットカレン レクイエム、など(TSJJ13.4号の読みどころ)

11月30日に発売された「ザ・サーファーズ・ジャーナル」日本版13.4号の読みどころを同誌のコントリビューティング・エディターも務める李リョウが紹介。

TSJJ13-4より

ザ・シャーククライシス

地球上で最高のレフトハンダーという呼び声が高いサンルー。インド洋に浮かぶリユニオン島にその波がある。その島でシャークアタックの事故が頻発しているという噂を耳にしたのは、たしか数年前のフランスだった。リユニオン島から来ていた女性から聞いた話だから間違いないだろうとそのとき思った。その後しばらくしてから、サーフィンが禁止になったという噂も耳にした。サーフィンをしてはいけないなんて深刻だ。危険すぎてサーフィン禁止の条例が可決されたという。いったい何が起きているんだろう?と気になっていたら、その記事がこの号に掲載された。日本では幸いにもシャークアタックの事故は少ないが、この記事を読むと、将来日本でも…と思わずにはいられない。フランス政府が乗り出して科学的な調査や対策も行っているようだが、鮫が増えた原因さえまだ分かっていないようだ。ちなみにこの記事によると、シャークアタックが起きるのは、セットに乗り損なったサーファーが、沖に取り残されたときに起きやすいらしい。なんかイメージが湧くな~怖いね。

TSJJ13-4より

コーチングセッション

たった一言のアドバイスでサーフィンが変わった。そんな経験は誰にでもあるだろう。昔、尊敬する先輩にこう言われた。『スピードはあるけど、ターンがダメだな』この金言は40年経っても消えていない。自分のサーフィン は自分で見ることはできないのだ。その一言にムカつくか、それとも素直に飲み込めるか。それはともかくとして、サーフィンが上手くなりたかったらこの記事をまずは読んでみよう。コーチはロス・ウィリアムス、言うまでもなくジョンジョンのアドバイザーだ。伝説のサルタンでコーチングははじまるが、手取り足取りという話ではない。ロスの解説は記事の中ではほんの少し。しかしこれが的確すぎて誰にでも当てはまる金言だ。サーフィンが上手くなりたかったら、ご一読あれ!

TSJJ13-4より

カフェレーサー

ガッツリサーフィンしたいなら、南米ですね。ペルーは波の宝庫。ビッグウェイブならばピコアルト、南米のマーベリクスと言っても過言ではない。日本との時差は14時間。もし行くならば、水が冷たいから日本製のウェットスーツは必携ですね。さらに荷物を減らすためにボードは向こうで調達するという方法もあるかな。だって、ガン持って地球の裏側にいくのは、トランジットとか考えても気が滅入るし金かかるしね。なんてつい旅の妄想をしてしまう。さてこの記事の主人公は、プンタエルモサに住むミゲルトゥデラというサーファーで、チラ見ではミックファニングが被るね。ローカルヒーローというより、QSでも結果を出していてカノア五十嵐にも勝ったことあるから、なんも言えねえくらいすごいやつ。彼のライフスタイルを中心にしたペルーのサーフィン事情を紹介している。行くなら今って感じだね。でも水が冷たいのが気になるな~歳だね~苦笑。

TSJJ13-4より

パットカレン レクイエム

TSJのファウンダー、スティーブペズマンによる追悼文。サーファーズジャーナルが米国で創刊されたころ、編集長だったペズマンがメキシコで隠遁生活を送っていたパットカレンを探し出して、彼にガンをシェープさせるというプロジェクトを立ち上げた。それをきっかけにしてパットカレンのガンはコレクターの垂涎の品となった。という経緯がある。噛み締めるように語るファウンダーの言葉が胸に染みる。合掌

TSJJ13-4より

ローカルカラー

サーフコミュニティーは基本的に排他的。仲間とよそ者を区別する。歴史のあるサーフエリアならばその色は濃い。サーフボードもウェットスーツも地元ブランド。ラインナップでのヒエラルキーも暗黙の了解済み。となってくると他所では出回っていないツールが欲しくなるのは当然だ。サーフメディアには登場しないファッション。市場に出回らないプライベートなサーフボード。そんなアンダーグラウンドな空気が満ちているサンディエゴのラホヤ周辺でブラッドリーリューベンというラミネーターがいた。という話。いつもラリっていたがセンスは抜群。アブストラクトなレジンワークが地元のサーファーに支持されたという。

多色を使って縦にラインをスクイーズするのって、どうなんだろう難しいのかな?。ちょっと知られた存在だったらしいね。ジャーナルらしい記事です。カリフォルニア大好きな人におすすめです。

All photos and illustrations from TSJJ 13.4

(李リョウ)


THE SURFER’S JOURNAL(ザ・サーファーズ・ジャーナル)日本版13.4号

●世界でも選りすぐりのフォトグラファーによって捉えられた、サーフィンの美しく迫力に満ちた瞬間。
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