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李リョウの「ここが読みどころ」ザ・サーファーズ・ジャーナル 日本版 9-1 その二

5月15日より販売されている『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版』の最新刊9.1号。
サーフジャーナリストであり、本誌の執筆・写真・翻訳などを務める李リョウが読みどころを解説。


画家ロイ・ゴンザレス/Monsters Ink

クリスチャン・フレッチャーのサーフボードレーベルを描いた画家と言えば一番分かりやすい。リック・グリフィンに傾倒したというけどなるほどよくわかります。リックよりさらに「濃い〜」感じですね。メキシカンの血がそうさせるんでしょう。LSDでもマジックマッシュでもなくペヨーテの世界かな。サーフアート系が好きな方にはお薦めしたい記事です。内容ぎっしりなので一般教養的にさらりと読まれても良いかな。翻訳お疲れさまでした。

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酒匂をホームとする日本サーフアカデミー高等部/People

波乗りの高校。つまりサーフィン部でもサーフィン同好会でもない。サーフィンを学びの主体とした通信教育制の高等部が神奈川県の小田原市にある。ここを卒業すれば高卒の資格を得られ、大学へ進学も可能だ。創立してすでに約10年が経ち、卒業生はもちろんのこと、大学に進学した者やプロサーファーとして日本チャンピオンになった者もいる。この高等部を運営する松本剛直と池谷真一両氏にインタビュー。さぞかし硬派でスパルタ的な指導方針ではという先入観が、このインタビューで一変した。「サーフィンを本気で好きになると高校を中退せざるをえない。これではいつまで立ってもサーフィンは市民権を得られない」とは池谷氏。

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四国の旅/Bounty

四国のリバーマウスの波は世界中のサーファーに知られている。徳島や高知に住み着いてしまった外国人もいるくらいだから、波のクオリティーの良さは説明いらないかな。関東圏からならば車で10時間くらい。波のバリエーションも豊富で河口だけでなく、ガンが必要なハワイアンカインドのビッグウェーブスポットもいくつかある。うどんも美味いし、鰹のタタキに土佐鶴、そしてバレル。ラインナップに着いて、目を転じれば日本の原風景が広がる。おおらかなローカルたち、玉石を巻き上げるショアブレイク。“ザ・カントリー”がここにある。(訂正、文中に誤植が在ります。入稿寸前までリライトした筆者の勇足です。この場を借りてお詫び申し上げます)

(李リョウ)


THE SURFER’S JOURNAL(ザ・サーファーズ・ジャーナル)日本版9.1号

発売日:2019年5月15日
定価:2,052円

●世界でも選りすぐりのフォトグラファーによって捉えられた、サーフィンの美しく迫力に満ちた瞬間。
●新旧様々なライターたちに綴られる、本質的でバラエティに富んだストーリー。
最も信頼されるサーフィン誌として世界中のサーファーたちから愛されており、書店では買うことができない希少なライフスタイル・マガジン。

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