今年のインドネシアトリップでは、過去に例がないほど怪我に見舞われることに。
これまでにサーフィンできなくなるほどの怪我はほとんどないので、そんな怪我が一回のトリップで重なる事自体が非常にレアな経験でした。
もしかして、これは厄年のせいなのかと厄年の年齢を調べてみたら、全く関係なかったのですが…。
今回のコラムは、僕が負った怪我とどうすれば回避できるのか、また怪我後の対処方法などについて実例を交えてシェアします。
ジャワ島サワルナで負ったリーフヒット

最初の怪我は、久しぶりのサーフィンという事で肩慣らしに選んだサワルナでのこと。
多少癖のあるサワルナでのサーフィンに徐々に慣れてきたと思っていた5日目でした。
サワルナはリーフのポイントブレイクで、岸付近は浅い岩棚が伸び、ある程度沖合に向かうと海底は突如として深く沈みこみ、浅い岩棚の切れ目付近で波がブレイクします。
つまり、ボトムが深くなる直前まで歩いていき、それからパドルアウトと言う流れがエントリーになります。
僕が怪我をしたのは浅い岩棚を歩いていた時の事で、このエリアにはブレイクした波が押し寄せるので白波によって足元のリーフ形状が見えなくなるタイミングがあります。
ただ、しばらく待っていれば白波は必ず引くので、焦らずに白波が押し寄せた時は動かないで止まっていれば問題なし。
なのですが、この日は波がサイズダウンしたと言う事もあり、完全に調子に乗っていたと思います。
そしてリーフ形状が見えないのに先を急ぐと、リーフの落ち窪んだ狭いエリアに左足を踏み外し、リーフに左膝を強打。
見るまでもなく酷い状態になっている事は想像できたのでチェックしたくない気持ちが強かったものの、逃げ出す事もできず現実を直視すると、左膝の下部が抉れて小さな穴が空いていました。

結局、この時はジャカルタへと戻って病院へ行き、医師の診断を受けると「痛みが引いたらサーフィンしていいよ」と言われ、2週間後くらいにサーフィン復帰しました。
僕はかなりラッキーで、パドリングする時に膝の上部がサーフボードの上に乗るので、もしも怪我が上部の方だったらもっとサーフィン復帰に時間がかかっていたと思います。
実際にベッド上でパドルの体勢を取ると、二週間後の時点でも膝の下部にプレッシャーがかかるとまだ痛かったので。
この経験からの教訓としては、リーフを移動している時は絶対に焦らず、白波が消えるまではじっくりと待つこと。

また、この怪我の痛みを抑えるためにサーフトリップでは毎回持参している解熱鎮痛薬のロキソニンも服用したので、サーフトリップにロキソニンは必須です。
もしもロキソニンが無く、ズキズキした痛みを何もせずに耐えるだけと想像したらあまりにも恐ろしいので。
ということで、ロキソニンに加え、傷口の簡易的な処置は持参していた消毒液(マキロン)と軟膏(リンデロン)で行ったので、こちらもリーフブレイクで切り傷が当たり前のエリアを旅する時には必須です。
あとは、水に強いタイプのサイズ違いの絆創膏も必須。

ちなみに、もちろん上記の薬は現地調達も可能で、ロキソニンの代わりにパナドール(解熱鎮痛薬)がコンビニで安くで売っているのですが、僕はロキソニンの方が体に合ってると思うので持参しています。
ジャワ島チマジャではサーフボードに落下して強打

サーフトリップ中に2週間もサーフィンから離れただけでも十分アンラッキーでしたが、さらなる不幸に見舞われることに。
この日はチマジャでベストサイズのスウェルがヒットし、お昼になっても珍しく風の影響があまり入らず5人ほどのほぼ貸切セッションとなりました。
普段は2時間以内で上がる事が大半ですが、この日は上がるのがもったいないほどのコンディションでなかなか上がれず。
そんな中、かなり良さそうなセットが入ってきたものの僕より奥にいるサーファーがベストポジションだったので、100%そのサーファーが乗ると思っていました。
なのでしたが、そのサーファーは一切乗ろうとする素振りを見せなかったので、ラッキーとばかりに手を出すことに。
そして乗ろうとしたら、テイクオフで降ってしまいました。
振ること自体は珍しい事ではないのですが、初めての経験としてサーフボードの上に落下しました。
ライトハンダーだったので体は右に向けて立ち上がろうとしていたため、左わき腹をサーフボードに直撃し、その後はしばらくサーフボードの上に仰向けで乗っていた記憶が。
ビーチから見ていたら、誰もが爆笑するようなワイプアウトだったと思います。
この時は痛みはあったものの、筋を痛めた程度にしか考えていませんでした。
そしてグッドウェイブが続いたものの翌日はサーフィンを控え、翌々日は今回のスウェルがラストになる予報だったので、またまたゴールデンタイムの10時半頃を狙う事に。
この日は午前8時頃にも波チェックしていて、その時はすでに10名以上のサーファーが入っていたりと混んでいたものの、10時半に海に来ると風はなく波は良いのに入っているサーファーは1名のみ。
こんなチャンスはなかなかないので海に飛び込んでパドルを開始すると、ワンストロークしただけでわき腹がメチャクチャ痛い。
この時に気付きました。
筋を痛めたと言うレベルではなく、おそらく肋骨にヒビが入っているのだろうと。
そしてそのまま帰国日を迎えて、今回のトリップが終了となることに。
2か月近いトリップにおいて、実に1カ月近くは怪我で棒に振る結果となりました。
まとめ

海外サーフトリップとなると、やはり一般的な海外旅行よりも怪我のリスクは高いので海外旅行保険は必須です。
一方、特に海外のサーファーで海外旅行保険費がもったいなくて入らず、クラウドファンディングで治療費を募るケースをこれまでも何度も目にしています。
ただ、怪我をした上にお金の心配となるとストレスがあまりにも大きく、クレジットカード特典の海外旅行保険を合算させたりと無料で保険をかけることも可能なので、興味のある方は僕が運営している「World Surf Travel」もチェックしてみて下さい。
(World Surf Movies)
※本コーナーでは、波情報BCM内で公開されているコラムの一部を掲載しています。






















