ハワイ・オアフ島ノースショアのシャークス・コーブ(Sharks Cove)において、ホノルル市が進める2,400万ドル規模の「海洋安全拠点(Ocean Safety Hub)」建設プロジェクトが大きな波紋を呼んでいる。
シャークス・コーブにはリアム・マクナマラが25年間営業を続ける「ノースショア・サーフショップ」を始め、コア・ロスマンが創業メンバーを務める「サンライズ・シャック」、その他、レストランなど8つの店舗があるが、プロジェクトのために立ち退きを迫られている。
海洋安全拠点とは?
ホノルル市が提案した海洋安全拠点の詳細については、まだ不透明。
建築計画書や図面は公開されておらず、この拠点がどのようにライフガードの業務を支えるのかといった具体策も公表されていない。
判明しているのは、2.7エーカー(約3,305坪)の敷地で2,400万ドル規模のプロジェクトが実施されること、そして現在営業している8つの事業者がすべて立ち退き対象になっていることだけである。
地元コミュニティの葛藤
今回立ち退きを求められている8つの店舗はノースショアのコミュニティに愛されており、ノースショアでは数少ない雇用も生んでいる。洪水の際には住民に食料を寄付したり、重要なライフラインにもなっている。
ノースショアのライフガードは、まず海洋安全拠点の計画の不透明さが問題と話している。
ノースショアの安全向上につながるのであれば協力はするが、建設について誰一人として意見を聞かれた者はいなかったと話している。
また、真相は明らかにされていないが、今回の海洋安全拠点の計画はシャークス・コーブ周辺に住む富裕層が静かな環境を手に入れるために市議会に持ち出したのがきっかけだとも言われている。
妥協案の訴え
今回の海洋安全拠点の建設について、地元コミュニティは頭ごなしに反対して中止を求めているわけではない。
政府がライフガードを支援すること自体を妨げるつもりはなく、あくまで共存することを訴えている。
具体的には現在空き地となっている土地の60%を活用して海洋安全拠点を建設し、既存の8つのショップもそのまま存続させるという妥協案だ。
今週、「ノースショア・サーフショップ」を営むリアム・マクナマラが自身のInstagramでシャークス・コーブの問題について発信した。
“スモールビジネスも、ローカルビジネスも重要です。
私たちの従業員と私たちの取引先も重要です。
これによる波及効果は絶大です。
もしシャークス・コーブにある私たちのビジネスが停止すれば、私たちの従業員は仕事を失い、何十もの取引先が自分たちのビジネスと家族を支えるのに役立っている取引を失います。その影響は私たちのコミュニティ全体に及びます。
人々の食卓から食べ物を奪うことになり、家賃や車のローンなどに影響が出ます!これは正しいことではありません。私個人の意見としては、解決策があるはずだと信じています!
リック・ブランジアーディ市長とマット・ウェイヤー市議員に連絡してください。
彼らに電話をし、メールを送り、あなたがノースショア・サーフショップ、シーメイズ・ビーチ・ブティック、そしてノースショア・シュリンプ・トラックが営業を継続することを支援していると、敬意を持って彼らに伝えてください。”
(黒本人志)





















