(鷹スタイル) PHOTO: © WSL/Kenny Morris

井上鷹がベスト8入り!『Huntington Beach Longboard Classic』

カリフォルニア・ハンティントンビーチの真夏のコンテストウィーク。
本日もCS第4戦『Wallex US Open of Surfing』はオフで、LT開幕戦『Huntington Beach Longboard Classic』のみが進行。
Round of 16が行われ、QFを戦うベスト8が決定した。

井上鷹がベスト8入り

(小さい頃から憧れだった舞台だったと話した井上鷹)
PHOTO: © WSL/Kenny Morris

今年のLTに出場している日本人選手は井上鷹と田岡なつみの2名。

田岡なつみは残念ながら前日の敗者復活戦で姿を消したが、オープニングラウンドでカイマナ・タカヤマ(HAW)を抑えてトップ通過を果した井上鷹はRond of 16でも好調。
スティーブン・ソーヤー(ZAF)を相手に前半こそリードされていたものの、スティーブンがミスをしてボードを流している間にバックハンドでのハング5で6.50。
更にプライオリティを利用して形良いライトの波をつかみ、クイックなハング10からフィニッシュまでメイク。このライディングに7.27がコールされ、トータル13.77でラウンドアップを決めた。

「試合中はあまり緊張感がなく、友達とサーフィンしている感じで落ち着いてできました。波数は少ないですが、凄いロングボードに良い波です。US Openという小さい頃から憧れだった舞台でQF進出できたことがとても嬉しいです」

フィリピンのロジェリオもQFへ

(ロジェリオのスタイリッシュなノーズ)
PHOTO: © WSL/Kenny Morris

井上鷹と同じく、オープニングラウンドを1位通過したフィリピンのロジェリオ・Jr・エスクイエヴェルもQF進出を果たしている。

リーフブレイクでのノーズライドの印象が強いロジェリオだが、トリッキーなビーチブレイクにも合わせ、8.27と7.17を出してベン・スキナー(GBR)に圧勝。
WSLのニュースでは番狂わせと言っているが、ロジェリオの快進撃は決してそうではなく、優勝の可能性さえある。
会場にはフィリピンのコミュニティが集まり、大きな声援を送っていた。

「会場ではフィリピンのみんなが応援してくれて、本当に嬉しかった。僕が波に乗るたびに、大声を出して、僕にエネルギーを注いでくれたんだ。フィリピンにはロングボーダーが沢山いる。特に僕らが住んでいるラ・ウニオンには多いんだ。次の世代に出てきそうな上手い子供もいるよ」

(フィリピンのロジェリオ)
PHOTO: © WSL/Kenny Morris

ハイエストはカニエラ・スチュワート

(カニエラ・スチュワート)
PHOTO: © WSL/Kenny Morris

この日のハイエストはハワイのワールドチャンピオン候補、カニエラ・スチュワート。
トロイ・マザーズヘッド(USA)を相手に安定したハング10で8.53と8.50、トータル17.03を揃え、コンビネーションの圧勝だった。

「全てのヒートを見て準備したんだ。コンテストの後、風が強くなる度にあえてサーフィンをしてきた。コンテストの後はいつも波がチョッピーになるんだ。今日のような波の良いヒートがあれば嬉しいし、助かるよ。普段は、波のどの位置でノーズライドするのが正しいかだけを考えている。波の重要なセクションでノーズライドし、そこから抜け出して綺麗なターンをするか、きれいにフィニッシュする。それが主な目標なんだ」

カニエラの次の相手は井上鷹。
面白い勝負になりそうだ。

3xのホノルアが圧倒

ウィメンズサイドは3xワールドチャンピオンのホノルア・ブロムフィルド(HAW)がアヴァロン・ガル(USA)を相手に8.67を含むトータル16.50とウィメンズのハイエストを出して注目されていた。
特に最後のバックサイドのハング5から10は風の影響が入ったハンティントンビーチでは最長のノーズライド。プライオリティを使ってアヴァロンをブロックしたことも特筆すべきだろう。

「アバロンは親友の一人で、素晴らしいサーファーなので、少し緊張したわ。彼女のおかげで最善を尽くせたので、感謝している。ヒートで勝てて興奮しているわ」

その他、ディフェンディングチャンピオンのケリス・カレオパア(HAW)、昨年のワールドチャンピオン、ソレイユ・エリコ(USA)などがQFへ。
ホノルアはQFでクロエ・カルモン(BRA)と対戦する。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(黒本人志)

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