(コール・ハッシュマンド)PHOTO: © WSL/Pat Nolan

五十嵐カノアが好調なスタート!コール・ハッシュマンドがCTクオリファイ確定!CS第4戦『Wallex US Open of Surfing』3日目

現地時間7月31日、カリフォルニア・ハンティントンビーチのサウスサイドピアで開催中のCS第4戦『Wallex US Open of Surfing』は3日目を迎え、トップシードが控えるRound of 64が進行。

風の影響が入った難しいコンディションで番狂わせがあった一方、運と実力を持ったCS上位の選手が勝ち上がり、早くもCT入り確定のニュースも入ってきた。
なお、LT開幕戦『Huntington Beach Longboard Classic』とウィメンズはオフとなった。

コール・ハッシュマンドがCTクオリファイ確定

(コール・ハッシュマンド)
PHOTO: © WSL/Kenny Morris

今年のオーストラリア、ノースナラビーンで優勝した時はダークホースと言われたカリフォルニアサンクレメンテチームの一員、コール・ハッシュマンド。
しかし、次の南アフリカのバリートでも優勝して、その実力がまぐれではなかったことを証明していた。

すでにCSで20,000ポイントを稼いでいたコールのCT入りはほぼ確実だったが、この日Round of 64を勝ち上がった時点で正式にCTクオリファイがアナウンスされた。

「本当に信じられない感じだね。冷静さを保ち、今この瞬間に集中するようにしてる。いろんな感情が湧き上がっている。辛い努力と犠牲が報われた気がするね。昨年は最も厳しい1年だったけど、すべてに理由があるんだね。友達や家族と一緒にここで達成できたことに感激している。他のどこよりもここで発表されることを望んでいたんだ」

その他、サンクレメンテチームでは、ジェット・シリング、クロスビー・コラピントが勝ち上がった一方、リーダーのコロへ・アンディーノは敗退。

(CT入りを決めた瞬間のコール。髪型を見てもこのイベントへの気合いの入り方が分かる)
PHOTO: © WSL/Pat Nolan
(コール・ハッシュマンド)
PHOTO: © WSL/Pat Nolan

五十嵐カノアが好調なスタート

(地元で好調なスタートを切ったカノア)
PHOTO: © WSL/Pat Nolan

2017年、2018年とUS Openで2連覇を達成している五十嵐カノアは地元ハンティントンビーチのヒーロー。
シード選手としてRound of 64の最終ヒートに登場したカノアはデイヴィッド・シルヴァ(BRA)、ジョーダン・ローラー(AUS)、マルコ・ミグノー(FRA)と対戦。
序盤に6.33を出してリズムに乗ると後半には5.57を重ねてトップに立ち、そのまま1位通過でRound of 32進出を決めた。

Round of 32ではナット・ヤング(USA)、ジャドソン・アンドレ(BRA)、レオ・カサル(BRA)とのカード。
ファン投票では現在50%以上の票を集めている。

ハイエストはダークホース

(ジョージ・ピッター)
PHOTO: © WSL/Pat Nolan

この日、イベントを通してのハイエストトータルを出したのはダークホースのジョージ・ピッター。
8.50を含むトータル16.43を揃えた。

「ハイエストの波は本当に気持ち良かったね。徐々に感覚が戻ってきて、ボードとサーフィンに慣れ始めている気がする。あのヒートは運が良かった。みんな良い波に乗っていたからね。自分のサーフィンにはとても満足しているよ。オーストラリアの仲間たちがずっと一緒なんだ。みんなが応援してくれて、自分の成功を願ってくれるのは素晴らしいことさ」

ジョージはオーストラリア国籍だが、フィジーの東に隣接するヴァヌアツで育ち、11歳の時にオーストラリアのマンリーに移住。
まだ20歳でQSの本格参戦もコロナ後からで、CSも今年から正式に参加したばかりだ。
すでにメジャースポンサーがついているところを見ると周囲の期待度も高い。

ジェイコブ・ウィルコックスのCT入りが秒読み

(26歳になったジェイコブ・ウィルコックス)
PHOTO: © WSL/Kenny Morris

現在CS2位のジェイコブ・ウィルコックス(AUS)はクロスゲームの中、終了間際にバックハンドでビッグターンをメイク。
アリスター・レジナート(AUS)を僅差で抑え、トップ通過でRound of 64をクリアした。

「戦略は左側でライトの波を探し、バックハンドのスナップを2回狙う。これが一貫した戦略で、ジャッジはそれを好んでいる。今年は安定感が以前よりも大分向上している感じがするね。上手くいってるよ。アメリカに戻ってこれたことも嬉しい。ここは過去にあまり良くなったので、今年は楽しいシーズンになることを願っている。本当はこの場所が大好きなんだ」

すでにCTで活躍しているジャック・ロビンソンと共にウエスタンオーストラリアの神童として注目されていたジェイコブ。
あの頃の面影を残しながら、26歳の大人になった今。
やっと大きなチャンスが現実的になってきた。

その他、Round of 64ではシオン・クロフォード(HAW)、サミュエル・プーポ(BRA)、モーガン・シビリック(AUS)、ジャクソン・ベイカー(AUS)、カウリ・ヴァースト(FRA)などがラウンドアップ。
フィリッペ ・トレド(BRA)は直前にキャンセルしている。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(黒本人志)

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