(五十嵐カノア) PHOTO:© WSL/Tony Heff

五十嵐カノアがトップ通過!『Hurley Pro Sunset Beach』開幕!

現地時間2月13日、CT第2戦『Hurley Pro Sunset Beach』が奇跡の7マイルと呼ばれるオアフ島・ノースショアを代表するブレイクの一つ、サンセットビーチで開幕した。

初日はウィメンズが先行してOpening Roundと敗者復活戦のElimination Roundが終了。
その後、メンズのOpening Roundが8ヒートだけ進行した。

開幕戦で優勝したカリッサ・ムーア(HAW)とロボことジャック・ロビンソン(AUS)はカリッサがウィメンズのハイエストスコアを出して快勝した一方、ロボがまさかの敗者復活戦行きと明暗を分けた。

五十嵐カノアがトップ通過!

(勝利者インタビューでは日本語でもメッセージを送った)
PHOTO:© WSL

初日のコンディションは新しい北北西ウネリが入り、公式8-12ftレンジ。
トレードウィンドが強く、サンセットビーチ独特の癖のある波質ながらメンズは8ポイント台が何本もスコアされるまずまずのコンディション。

メンズのオープニングヒートに登場した日本の五十嵐カノアはマイケル・ロドリゲス(BRA)、マシュー・マクギリヴレイ(ZAF)を相手に一時3位と追い込まれる場面もあったが、残り10分にトリッキーなテイクオフからターンを繰り返し、5.47とバックアップスコアを伸ばして2位に浮上。
次の波ではこのヒートで最高のセットを掴み、ビッグカービングからフィニッシュのレイバックまでジャッジクライテリアに完全に則ったライディングで8.17を出してトップに立ち、そのままヒートを終えた。

(マイケル・ロドリゲス)
PHOTO:© WSL/Tony Heff

「フリーサーフィンで探すような波に乗りたかったんだ。ここは海のど真ん中にいるようなものだから、戦略を立てるのは難しい。それよりも波に適応しなければいけないんだ。パイプラインと同じ30分ヒートが10分に感じられることもあるし、30分が1時間半に感じることもある。つまり、サンセットのことを良く理解していないのだなと思ったよ。最後の波については、あの波が欲しかったというより、スコアが必要だった。本当に良い波だったよ」

カノアは昨年の今イベントで2位に入っており、注目されている一人。
開幕戦では17位と良いスタートを切れなかっただけに結果を残したいところだろう。

JJFがハイエスト

(笑顔でインタビューに答えるJJF)
PHOTO:© WSL/Tony Heff

ロボが優勝した開幕戦でも最も目立っていたのは、ファイナルデイ前日に信じられないようなバレルのスキルを見せつけていたジョン・ジョン・フローレンス(HAW)だった。

そのジョン・ジョンはサンセットビーチも得意としており、ジョアオ・チアンカ(BRA)、ジャクソン・ベーカー(AUS)を相手に8.33と7.50を重ねてトータル15.83と初日のハイエストスコアを出していた。

(美しいラインを描いたJJF)
PHOTO:© WSL/Brent Bielmann

「本当に楽しい波だね。今日はサンセットに楽しいサイズさ。パドルアウトしている時、凄いクリーンで良い波を見たんだ。沢山波に乗れて興奮したよ。昨年はジョアンと本当に良い勝負をして楽しかった。だから、今日も何が起こるか分からなかったよ。ヒートでは自分のことだけに集中した。良い波に乗れて興奮したね」

ジョアンとは昨年のベルズ戦で共に9ポイント台と8ポイント台を出すトータル18.86 vs 17.73という名勝負をした関係。
ジョアンは開幕戦で3位に入る活躍をしており、ブラジリアンの中でも違う種類の選手として注目したい。

(51歳の誕生日は娘夫婦と過ごしたと話すケリー)
PHOTO:© WSL/Tony Heff

その他、昨年苦い思いをするなど自らサンセットビーチは苦手と話すケリー・スレーター(USA)はミゲル・プーポ(BRA)、マキシム・フスノット(FRA)とのクロスゲームを制してラウンドアップ。

ディフェンディングチャンピオンのバロン・マミヤ(HAW)、フィリッペ・トレド(BRA)、イーサン・ユーイング(AUS)、セス・モニーツ(HAW)などがRound of 32進出を決めている。

なお、ルーキーの和井田理央(IND)はH10でヤゴ・ドラ(BRA)、カラム・ロブソン(AUS)
コナー・オレアリー(AUS)は最終ヒートでガブリエル・メディナ(BRA)、ライアン・カリナン(AUS)と対戦する。

ウィメンズはカリッサ、ステフが快勝

(昨年9位だったステフがどこまで上を目指せるか?)
PHOTO:© WSL/Tony Heff

すでに敗者復活戦のElimination Roundまで進行したウィメンズサイドはテレッサ・ボンバロ(PRT)、コートニー・コンローグ(USA)がイベントから姿を消してベスト16が決定した。

Opening Roundでは開幕戦で優勝したカリッサ・ムーア(HAW)、昨年8度目のワールドタイトルを獲得したステファニー・ギルモア(AUS)が共に1位通過を果たした。
ステファニーは開幕戦でまさかの一コケをしているだけにサンセットビーチでは良い結果を残さなければいけない。

(自分のジャージを着るキッズに笑顔でファンサービスをするステフ)
PHOTO:© WSL/Brent Bielmann

「フロントサイドのイベントの方が運が良いのよ。長くて良いラインを描くことができるからね。私は6’5”と恐らく他のウィメンズよりも長いボードに乗っている。それがとても良い感じなの。正直、昨年は良いパフォマンスをできなかったから、今年は雪辱を果たすつもりで臨んでいるのよ。もっと上を目指したいと思っている。シーズン序盤からトップ5に残ることを考えるのは賢い方法ではない。全力を尽くさないといけないわ」

次のRound of 16でステフはワイルドカードのゾーイ・マクドゥーガル(HAW)と対戦する。

なお、現地時間2月14日はサイズダウン。すでにレイデイがコール。
次の北西ウネリは15日後半〜16日に入る予想だ。

ネクストコールは現地時間2月15日の朝7時45分(日本時間の16日午前2時45分)

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(空海)

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