PHOTO: © WSL/Aaron Lynton

独自のフォーマットで開催される『Quiksilver Jaws Big Wave Challenge』解説動画

風の予報が悪かったために残念ながら7年ぶりの『THE EDDIE』は見送られたが、1月11日に今シーズン最大のウネリがハワイにヒット。
ワイメアではジョン・ジョン・フローレンスなど『THE EDDIE』に招待されているサーファーを中心とした特別なセッションが行われていた。

この日はマウイ島のジョーズでも今シーズン最大のウネリがヒットして、ビリー・ケンパー、アルビー・レイヤーなどローカルのビッグウェーバーが集まっていた。

そのジョーズでは、すでに2022/2023年シーズンのビッグウェーブの世界一を決めるWSLのBWT(ビッグウェーブツアー)の1戦、『Quiksilver Jaws Big Wave Challenge pres.by TUDOR』がスタンバイに入っている。

ジョーズでのイベントはウェイティングピリオド前半に行われるケースが多く、すぐにでもアラートが発令される可能性がある。

『Quiksilver Jaws Big Wave Challenge』フォーマット

ジョーズイベントはパドルでの個人戦で、メンズ24名、ウィメンズは12名で争われる。

フォーマットは独特で、最初に6名1ヒートで争い、上位3名がSFに進む。
SFも6名で争い、上位3名がファイナルへ。
ファイナルは6名で行われる。

ヒートは通常45分で本数の制限はなく、ベスト2ウェーブがカウント。
ベストウェーブのスコアは2倍になるため、一発逆転のチャンスが狙いやすくなる。

ジャッジクライテリアもCTとは異なり、コミットメント、難易度、波のサイズ、コントロール、マニューバーでスコアが決まる。
今年は新たに選手からの強い要望により、プライオリティが適用になる。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(空海)

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