PHOTO:© WSL/Cory Scott

ニュージーランドのCS『コロナ・ピハ・プロ』はキャンセルの方向へ…

2020年、5年ぶりのQS開催とケリー・スレーター、エイドリアーノ・デ・ソウザ、カリッサ・ムーア、べサニー・ハミルトンの参加表明でシーズン前から話題になっていたニュージーランド

今シーズンから新たに設けられたチャレンジシリーズの初戦にもなるはずだった『コロナ・ピハ・プロ』は新型コロナウイルスの影響で3月に延期が発表され、状況次第ではシーズン後半に行われる可能性もあったが、ニュージーランドのニュースサイト「RNZ」によると2020年はキャンセルされることになりそうだ…。

「このイベントを延期して今年後半には開催出来ると確信していたが、全ての関係者と十分に検討した結果、2020年は正式にキャンセルするのが正しい判断だと感じている。私達は2021年のイベント開催に集中しているよ。」
WSLアジアパシフィック代表 アンドリュー・スターク

新型コロナウイルスの影響で海外旅行の制限と国境閉鎖があるこの状況で再度スケジュールを組み直すのは困難。
WSLアジアパシフィック代表のアンドリュー・スタークのコメントを見ても2020年の開催の可能性は低いだろう。

なお、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためにロックダウンされていたニュージーランドだが、現在は収束に向かい、警戒レベルが4から3に引き下げられた。
これにより屋外でのスポーツは2mのソーシャルディスタンスが守られれば可能になり、しばらく禁止だったサーフィンも許可されるとのことだ。

世界的にもカリフォルニアやオーストラリアの一部でサーフィンに対しての規制が緩和されるなどサーファーには明るいニュースが徐々に入り始めている。

(空海)

≫各地域の連盟や自治体からの自粛要請、駐車場の閉鎖やイベント中止情報は「新型コロナウイルスによるサーフィン業界への影響まとめ」にて更新中

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