(いきなり9ポイントを出したケイトリン・シマーズ) PHOTO: © WSL/Matt Dunbar

ケイトリン・シマーズが9ポイントライド!CT第11戦『Philippines Pro』初日

現地時間10月31日、タイトル争いに重要なポストシーズンのセカンドイベント、CT第11戦『Philippines Pro』が開幕。

会場のフィリピンのシャルガオ島にある「Cloud 9」は朝の時点で公式3-4ftレンジのクリーンなコンディション。
オープニングヒートではケイトリン・シマーズ(USA)が素晴らしいバレルのスキルを見せて9ポイントを出し、初日から期待が高まったが、残念ながら次のヒートで風が悪化。

オンホールドの末、この日は僅か2ヒートで終了となった。

PHOTO: © WSL/Andrew Shield
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「Cloud 9」のお手本を見せたケイティ

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初日のハイライトはケイティの9ポイントライド。

「Cloud 9」はスラブと呼ばれる底掘れするピークとエンドセクションでのボウル状の波が特徴。
ファーストセクションでバレルに加え、抜けてから現れる掘れたセクションでのエアリアルやターンもスコアメイクの重要な要素となる。

ケイティは前戦のポルトガル「Supertubos」でも見せたバレルのスキルをここでも発揮。
キャロライン・マークス(USA)を相手にベストな波を選び、深いバレルと強烈なレイバックを披露した。

ケイティはもう一本のバレルで6.17のバックアップスコアを重ね、トータル15.17で圧勝。
得意のエアーまで飛び出していた。

バックサイドのキャロラインはクリティカルセクションでのターンで確実にスコアを重ねたものの、ケイティの「Cloud 9」のお手本となるようなライディングを前に姿を消した。

「クラウド9は本当にタイトで、得られたスペースの中でエキサイティングなことをしなければならない。地球上で大好きな波の一つだってみんなに言っているわ。あの波で型通りの標準的なターンを2回だけ決めるのはかなり難しい。それは私がサーフィンで大好きな2つのことであるエアーをやったり、バレルに入ったりすることよりも、むしろ難しいことよ。あのヒートで私はたまたま波のフローに乗れていたの。平均的な波に乗って5ポイントを獲得して、それからアウトにいたらセットが来たのよ。自分が正しい位置にいることだけを願いながら、ラインナップの確認すらしていなくて、自分が間違った位置にいると思っていたけれど、だからこそ良い波を掴めた。それがここでのやり方でもある。奥でブレイクしそうに見えても厚くなってしまうのよ。難しいけど、楽しいわ。女子みんながエアーをやることを願っている。彼女たちは世界最高峰のサーファーだし、全員があのエンドセクションでエアーができるって分かっている。あとは単にタイミングの問題よ」

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(今シーズン不調のキャロライン・マークス)
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ランキング3位を倒したルーキー

(ヨランダ・ホプキンス)
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徐々に風が怪しくなってきた次のヒートはヨランダ・ホプキンス(POR)とガブリエラ・ブライヤン(HAW)のカード。

ギリギリでポストシーズン進出を決めたルーキーのヨランダとランキング3位で初のワールドタイトルに近づいているガブリエラ、ヨーヨーとガビーの勝負はバレルとリップで4.83を出したヨーヨーがリード、後半にビッグターンで5.27を重ね、トータル10.00でヨーヨーが勝利した。

「ケイティの9ポイントの波を見たの。私がバレルに対してどんな感じか知っているでしょ?すごく気合が入ったわ。私たちがパドルアウトする時に風がサイドショアっぽくなって、それから実際に完全にほぼオンショアみたいになってしまい、『あーあ、最悪』って思ったわ。でも、大きめの波はバレルが巻いているように見えたから『バレルを見つけられる、バレルを見つけられるぞ』って感じで小さなチューブを1本抜けたけれど、本当に掘れたやつには入れなかったわ。実際に波がちゃんと最後まで張っていたのかすら分からない。しばらくして、特に最後の15分間くらいは『よし、戦略を変えなきゃ。ターンを狙いにいこう。大きく、もっとハードに攻めるだけ。それだけ。成功させることを祈ろう』って思ったの」

タイトル争いに重要なヒートでのガビーは追い込まれてかなりプレッシャーを感じていたように見えたが、それはヨーヨーも同様。
彼女にとってはCT残留がかかった大切なヒートであり、少なからずプレッシャーを感じていたと話していた。

次は友人のケイティとリアルなバレル勝負をしたいと願っているそうだ。

ネクストコールは現地時間11月1日の朝6時30分(日本時間同日7時30分)で35分後に開始予定。

PHOTO: © WSL/Matt Dunbar
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(タイトル争いをしているガビーにとって痛い敗退となった)
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WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

Philippines Pro Presented by the Philippine Sports Commission Women’s Round 1 Results
HEAT 1: Caitlin Simmers (USA) 15.17 DEF. Caroline Marks (USA) 9.00
HEAT 2: Yolanda Hopkins (POR) 10.10 DEF. Gabriela Bryan (HAW) 7.00

Philippines Pro Presented by the Philippine Sports Commission Women’s Round 1 Matchups Remaining
HEAT 3: Luana Silva (BRA) vs. Bettylou Sakura Johnson (HAW)
HEAT 4: Carissa Moore (HAW) vs. Sierra Kerr (AUS)
HEAT 5: Molly Picklum (AUS) vs. Mara Lopez (PHL)
HEAT 6: Lakey Peterson (USA) vs. Isabella Nichols (AUS)
HEAT 7: Erin Brooks (CAN) vs. Tyler Wright (AUS)
HEAT 8: Sawyer Lindblad (USA) vs. Nadia Erostarbe (ESP)

Philippines Pro Presented by the Philippine Sports Commission Men’s Round 1 Matchups 
HEAT 1: Connor O’Leary (JPN) vs. Callum Robson (AUS)
HEAT 2: Marco Mignot (FRA) vs. Seth Moniz (HAW)
HEAT 3: Cole Houshmand (USA) vs. Filipe Toledo (BRA)
HEAT 4: Liam O’Brien (AUS) vs. Joao Chianca (BRA)
HEAT 5: Jack Robinson (AUS) vs. Bronson Meydi (INA)
HEAT 6: George Pittar (AUS) vs. Noah Arkfeld (PHL)
HEAT 7: Samuel Pupo (BRA) vs. John Mark Tokong (PHL)
HEAT 8: Kauli Vaast (FRA) vs. Jayuard Alciso (PHL)

(黒本人志)

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