日本サーフィン連盟

日本サーフィン連盟、大会参加費を値上げ

日本サーフィン連盟(NSA)は、NSA主催大会の参加費を現行の8000円(税別)から12000円(税込)に値上げすることを、5月13日に発表した。今年7月開催予定の全日本級別選手権大会より実施される。

今回の発表でNSAは2009年から据え置いてきた大会参加費を3200円(税込)もの値上げに至った理由を説明。企業協賛や助成金が安定しないなか大会運営費が大きな負担となっており、安定した大会運営をしていくためとしている。

また「選手への一方的な負担増を求めるだけでなく大会主催者としてもスポンサーの確保や支出の見直しなど更なる自助努力を行っていく必要があるのは当然で今後も、真剣に取り組んで参ります」とも記している。

本年3月の年次総会で承認されました「第6号議案 2022年度収支予算」の中にございました大会参加費(エントリー費)の値上げについてですが、7月に開催予定の全日本級別選手権大会より実施させていただきたくご理解のほどお願い申し上げます。

皆様もご存知の通りサーフィン大会は、競技会場が広範囲にわたることや多くのスタッフが必要となるため多くの大会でその運営費が大きく負担となっています。

日本サーフィン連盟の主催大会では、2009年から大会参加費(エントリー費)を据え置き、地元企業などの協賛や各種基金により賄ってきましたが、助成金も安定したものでなく年々厳しい状況が続き、毎年、綱渡りの状態で大会を運営しています。

日本サーフィン連盟の歴史は、日本サーフィンの歴史そのものといっても過言ではありません。その伝統を安定したものにするため、また、新しいルールに対応するために過去10年以上据え置いてきた大会参加費を現行の8000円(税別)から12000円(税込)に値上げすることとなりました。
選手のみなさんに経済的負担を増やすことは、非常に心痛むところであり組織内部にも賛否両論がありましたが、安定した大会運営のために値上げやむなしと言う結論に達しました。
ただ選手への一方的な負担増を求めるだけでなく大会主催者としてもスポンサーの確保や支出の見直しなど更なる自助努力を行っていく必要があるのは当然で今後も、真剣に取り組んで参ります。

NSA声明文より抜粋

(THE SURF NEWS編集部)

NSA公式発表:https://www.nsa-surf.org/news/detail/80

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