日本代表の五十嵐カノアとブラジル代表のイタロ・フェレイラの対戦となったオリンピック決勝。
イタロはファーストライドでホローなクローズアウトセクションを攻め、いきなりサーフボードを折るハプニングからスタート。
しかし、再ゲッティングアウトに5分ほどを要したにもかかわらず、イタロが再びフロントサイドでホローなセクションを攻め、今度は3回のターンをメイク。7.00ptがコールされ先制リードを取った。
その後は再びターンのコンボで5.50ptを出し、五十嵐のトータル4.50ptに対しイタロは12.50pt。ヒート序盤でリードを広げていく。
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ヒート中盤、さらにイタロはバックサイドでホローセクションを攻め、7.77ptをマーク。トータルスコアを14.77ptへ押し上げ、五十嵐をコンビネーションに追い込んだ。
残り10分を切ってもシチュエーションに変化はなく、イタロ優勢のまま時刻は刻一刻と過ぎていく。
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その後も五十嵐に逆転可能な波が訪れることはなくタイムアップでヒート終了。金メダルはブラジルのイタロ・フェレイラに確定。
残念な結果ではあるものの、五十嵐カノアはオリンピックにおけるサーフィン競技の初代銀メダリストに輝くことになった。
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(THE SURF NEWS編集部)