準々決勝進出を決めた五十嵐カノア Photo: TSN / Kenji Iida

五十嵐カノアが準々決勝へ進出!和井田理央は敗退。東京五輪サーフィン

両親が日本人ながらカリフォルニアで育った五十嵐カノア、そして母親が日本人のハーフとしてインドネシアのバリ島で育った和井田理央。

男子ラウンド3ヒート1では、共にサーフィンして育った場所は日本ではないものの、日本の血を引く二人が対戦するという興味深いマッチアップ。

Photo: TSN / Yasuma Miura

ヒート序盤、スコアポテンシャルに欠く波が多い中、スタートから10分弱といった所で五十嵐がハイスコアとなる見事なフローのコンボで8.00ptをマーク。

五十嵐カノア8.00ptをスコア Photo: TSN / Kenji Iida

中盤になるとバックアップスコアとして五十嵐は6.00ptをマークし、トータル14.00ptにして大幅にリードすることに。

一方の和井田はフルローテーションに近いエアリバースをメイクして追い上げるも、コンボに繋げることができず5.83ptをマークしてトータル8.76pt。

和井田理央 Photo: TSN / Kenji Iida

終盤に入ると和井田は3マニューバのコンボで自身ハイエストとなる6.17ptをマークしてトータルを12.00へとアップ。

最後はプライオリティの駆け引きなどもあったものの、五十嵐のリードは変わることなくクオーターファイナル進出を決めた。

「オリンピックではカノア君と戦いたい」と言っていた和井田理央。ヒート終了後に握手を交わした二人。 Photo: TSN / Kenji Iida

(THE SURF NEWS編集部)

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