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国内最大級のWSLコンテスト「一宮千葉オープン」がついに開幕!今後の見所など

2020東京オリンピックのサーフィン会場でもある千葉県一宮町の釣ヶ崎海岸(通称:志田下ポイント)に国内外のトップ選手が集結。
国内最大級のWSLコンテスト、QS6,000『Ichinomiya Chiba Open』がついに開幕した。

メインラウンド初日となる本日は、ラウンド1の第1ヒートから、第20ヒートまでが進行。
会場の波はサイズ十分。朝イチは面はクリーンで時折りチューブも巻くコンディション。その後は早い時間帯から東寄りの風が強まり波質は落としたものの、サイズがある中でトップ選手らのパフォーマンスは見応えある状況。
一方で、ワイドなブレイクが中心で波のチョイスが難しく、ポジショニングが勝敗を分けたヒートも多数という展開となった。

Wiggly Dantas Photo:THE SURF NEWS
Timothee Bisso Photo:THE SURF NEWS

日本人選手の活躍

本日ラウンド1のヒートは日本人選手の活躍が目立っており、昨日のトライアルから勝ち上がっている伊東李安琉に続き、脇田泰地、三浦凉、大橋海人、河谷佐助、仲村拓久未、須田喬士郎、村田嵐、森友二、村上舜、田嶋鉄兵、塚本勇太がラウンドアップ。トップシードが登場するラウンド2へ駒を進めている。

村上 舜  Photo:THE SURF NEWS
塚本 勇太 Photo:THE SURF NEWS

今後の見所

明日以降、ラウンド1の残りヒートには、続く海外選手を迎え撃つ日本人選手が多数クレジット。

また、いよいよトップシードが登場するラウンド2には、コナー・オレアリー、フレデリコ・モライス、イーサン・ユーイング、スチュアート・ケネディ、キアヌ・アシン、ナット・ヤング、マット・バンティングなど多くの元CT選手が名を連ねている中、本日勝ち上がった日本人選手らに加え、大原洋人、稲葉玲王、加藤嵐、安室丈といった日本のトップシード選手らが、どのような戦いを繰り広げていくかに注目したい。

ウィメンズQS1000に出場する女子トップ選手のサーフィンもぜひ観戦して欲しい。

田嶋 鉄兵 Photo:THE SURF NEWS

明日以降の開催状況と観戦準備について

なお本日は日差しがあり天気も良かったが、風が冷たく日中も薄手の上着があるとベターな状態。また明日以降は天気も崩れる予報のため、観戦に訪れる方は防寒対策や雨具の用意を忘れずに。

明日のファーストコールはam6:30、メンズQS6000、ウィメンズQS1000ともにスタンバイ。天候の状態によっては途中ウェイティングの可能性もあるためオフィシャルサイトをこまめにチェックして準備しよう。

QS6,000『Ichinomiya Chiba Open』オフィシャルサイト
http://www.worldsurfleague.jp/2019/icopen/

5月1日(水)からは一宮駅からの無料送迎バスも運行されるので下記の大会観戦ガイドもぜひ参考にしてみてください。


トライアルを優勝し本戦への切符を手にした伊東李安琉。メインラウンドも見事1位通過。 Photo:THE SURF NEWS
今年、この表彰台に登るのは誰か Photo:THE SURF NEWS
朝一トレーニング後の大原洋人をキャッチ。地元開催でのプレッシャーはない。Photo:THE SURF NEWS
同じく一宮町出身の稲葉玲王。ハワイのジョシュア・モニーツ、キアヌ・アシンの日本滞在をサポート。Photo:THE SURF NEWS
昨年のWJCチャンプ、マテウス・ハーディ。会場周辺では世界の有名選手とコミュニケーションをとれるチャンスも。Photo:THE SURF NEWS
日程により一部のみのオープンとなるが、大会会場には様々な出展もあり。各種メーカーブースのほか、唐揚げや焼きそば等の屋台、来場者用のトイレも設置されています。Photo:THE SURF NEWS
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