Photo: ISA / Sean Evans

オーストラリア6度目の金メダル、日本は6位に躍進。ISA SUP世界選手権

中国・海南島で開催されていたSUP(スタンドアップパドルボード)の世界選手権『2018 ISA World SUP & Paddleboard Championship』が12月2日に終了。

強豪オーストラリアは3年連続、6度目の団体金メダルを獲得した。

日本代表は団体6位。表彰台には届かなかったものの、前年の9位からは大幅に順位を上げた。

個人では、SUPサーフィンの堀越優樺と、SUPレース(ロングディスタンス)の佐藤優夏が共に4位入賞した。

▼目次
1.SUPサーフィン
2.テクニカル(SUP/PRONE)
3.スプリント(SUP)
4.ロングディスタンス(SUP/PRONE)
5.団体順位・リレー
6.日本代表選手結果
あわせてチェック:ISA SUP世界選手権の開催概要・競技種目・出場選手》

SUPサーフィン:男女ともに前回王者が優勝、堀越優樺が4位入賞。

大会初日11月23日の午後から26日まで、日月湾会場で4日間に渡って開催されたSUPサーフィン。

オーストラリアのシャキーラ・ウェストドロップと、ブラジルのウイズ・デニーツが優勝。男女ともに、昨年王者が連勝を飾った。

シャキーラは、大会2日目にその日のハイエストトータルスコアを出しながらも、Round2で3位となり、早々にリパチャージ(敗者復活戦)行きが決定。その後、リパチャージの全5戦をすべて1位で勝ち上がり、2016年からの3連勝にこぎつけた。

SUPサーフィン3年連続優勝のシャキーラ Photo: ISA / Sean Evans

SUPサーフィンの日本勢は、堀越優樺が4位入賞。ショートボードのプロでもあり、堀越優樺の兄・堀越力は5位となった。

SUPサーフィン4位の堀越優樺 Photo: ISA / Sean Evans

堀越 力 Photo: ISA / Pablo Jimenez


テクニカル(SUP/PRONE):初のU18クラス開催、佐藤優夏5位。

11月27日と28日の2日間、日月湾で開催されたテクニカル種目。テクニカルレースでは、5-6kmのコースに複数ブイが設置され、いかにターンをすばやく行えるかがキーとなる。

優勝者は、ハンガリーのDaniel HasulyoとアメリカのCandice Appleby。日本代表では、佐藤優夏が5位と健闘した。今年初めて設けられたU18クラスでは、男女ともにアメリカのJade HowsonとRyan Funkが優勝。

また、パドルを使わず手で漕ぐ「PRONE」のテクニカル種目も開催。男子はLachie Lansdown、女子はGrace Rosatoと、共にオーストラリアの選手が優勝した。

Grace Rosato (AUS)  Photo: ISA / Pablo Jimenez


スプリント(SUP):金子ケニーが男子5位、佐藤優夏5位

11月29日のレイディを挟んで、30日に会場を神州半島移動して、200mの短距離レースとなるSUPスプリント種目を実施。

ブラジルのArthur Santacreuと南アフリカのTarryn Kingが優勝した。

Tarryn Kingは、ちょうど一年前に息子を出産したばかり。僅か1年で選手として復帰するだけでなく、南アフリカにとって、初めてのSUP種目金メダルまでもたらした。

ビーチではTarryn Kingの夫と、1歳の息子が出迎えた。 Photo: ISA / Pablo Jimenez

日本代表選手は、金子ケニーが男子5位、佐藤優夏が女子5位と、表彰台には僅かに届かなかったものの、チームポイントに貢献した。

金子ケニー Photo: ISA / Pablo Jimenez


ロングディスタンス(SUP/PRONE):佐藤優夏が4位入賞

12月1日は、SUPとパドルを使わないPRONEの両部門で、ロングディスタンス(18-20kmの長距離レース)を実施。

SUPディスタンスでは、オーストラリアの Michael Boothが2度目の金メダル。女子はフランスのOlivia Piana が優勝。佐藤優夏が4位入賞を決めた。

PRONEディスタンスでは、アメリカのHunter Pfluegerが優勝。女子は、オーストラリアのGrace RosatoがPRONEテクニカルに続き2冠。

佐藤優夏 Photo: ISA / Sean Evans


オーストラリアが6度目の団体優勝。日本は6位。

全ての競技が終了した時点で、団体順位は5つの金メダルを獲得したオーストラリアが1位。3年連続、6度目の団体金を獲得した。

次いで、アメリカが銀、フランスが銅、スペインがカッパーメダル。日本は昨年の9位から順位を上げ、6位にランクインした。

チームオーストラリア Photo: ISA / Pablo Jimenez

また最終日には、団体順位には加算されないリレーイベントも実施され、1位オーストラリア、2位アメリカ、3位ニュージーランド、4位デンマークとなった。

今大会を通して、5大陸10カ国がメダルを獲得。主催者のISA(国際サーフィン連盟)は、「ISAが世界中でSUPを推進し、成長していることを示せた」と総評した。

開幕パレードでは日月湾のビーチを行進した Photo: ISA / Sean Evans

開会式の様子 Photo: ISA / Pablo Jimenez

2018 ISA SUP and Paddleboard Championship 日本代表結果

SUPサーフィン種目
SUPサーフィン

男子:堀越 力 5位、原田 俊広 25位
女子:堀越 優樺 4位、井上 楓 15位

SUPレース種目
ロングディスタンス
SUP男子:金子 ケニー 15位、村田 暁 21位
SUP女子:佐藤 優夏 4位、横山 貴代 13位
PRONE男子:高木 惇暉 6位
PRONE女子:大山 玲奈 6位

テクニカル
SUP男子:金子 ケニー 10位、萱島 宏太 17位
SUP女子:佐藤 優夏 5位、横山 貴代 9位
PRONE男子:高木 惇暉 7位
PRONE女子:大山 玲奈 7位

スプリント
SUP男子:金子 ケニー 5位
SUP女子:佐藤 優夏 6位

アンダー18 テクニカル
SUP男子:小松山 勁 9位
SUP女子:小貝 実佑 7位

国別対抗総合順位
日本 6位

結果詳細:ISA公式サイト

(THE SURF NEWS編集部)

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