Photo: ISA / Ben Reed

日本代表が団体金、上山キアヌ久里朱が個人優勝!『2018 ISA世界ジュニアサーフィン選手権』

現地時間11月4日、カリフォルニア・ハンティントンビーチで行われていた『2018 VISSLA ISA 世界ジュニアサーフィン選手権』が終了。全9日間のコンテストを終え、日本代表「波乗りジャパン」は団体金メダルを獲得した。

開幕から、連日快進撃を続けていた日本代表「波乗りジャパン」。ボーイズU18/U16・ガールズU18/U16と全てのクラスで、日本代表選手は決勝戦に進出。

ボーイズU18では、上山キアヌ久里朱が優勝、安室丈が準優勝とワンツーフィニッシュを決め、U16歳では伊東李安琉が4位。ガールズは、U18で野中美波が3位。U16では、松田詩野が2位、脇田紗良が3位。

団体ランキングは、前日時点でアメリカがトップ、日本が2位につけていたが、最終日の結果によって見事逆転。日本は、ジュニア初となる団体金メダルを獲得した。

今年9月に愛知県田原市で行われた『2018 UR ISA世界サーフィン選手権』に続き、2大会連続での団体金を獲得した波乗りジャパン。

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コンテスト7日目 日本代表単独トップ!

現地時間11月2日のコンテスト7日目は、リパチャージのR5からR7と、国別対抗リレーレース「Aloha Cup」のセミファイナルを実施。

リパチャージラウンドの選手のうち、ボーイズU18森友二、U16伊東李安琉・金沢呂偉は、順調にラウンドアップを果たしたが、平原颯馬はリパチャージR5で敗退、個人29位。ガールズU18では、西元ジュリがリパチャージR8進出を決めた。U18川合美乃里、U16中塩佳那はリパチャージR6で敗退し、それぞれ個人16位・13位となった。

7日目終了時点で、日本代表は12名中9名が残っており、6日目の時点でタイだったアメリカ代表を53ポイントと僅かに抜いて、団体で単独トップに躍り出た。

アロハカップでの波乗りジャパン Photo: ISA

国別対抗リレーレース「Aloha Cup」には、前大会の上位8カ国となる、アメリカ・オーストラリア・フランス・アルゼンチン・ハワイ・日本・ブラジル・コスタリカが参戦。

日本は、中塩佳那、上山キアヌ 久里朱、松田誌野、安室丈が出場し、ハワイ・ブラジル・コスタリカと対戦。アンカー安室丈が決めた2本の7ポイントライドにより、決勝戦進出を決めた。

一人が3本の波に乗ってから、岸のテントに戻り次の選手にバトンタッチ。ビーチダッシュも勝負の要。 Photo: ISA

コンテスト8日目 日本代表団体暫定2位、アロハカップは銅。

現地時間11月3日、コンテスト8日目は、メインラウンドのR5、リパチャージ、Aloha Cupのファイナルを実施。

メインラウンドを勝ち進んでいる上山キアヌ久里朱、安室丈、野中美波、松田詩野、脇田紗良は、全員R6進出。

野中美波 Photo: ISA

リパチャージではボーイズU16伊東李安琉がR9進出。金沢呂偉、森友二、西元ジュリは敗退した。

これにより、日本の団体ランキングはアメリカに抜かれ、逆転の可能性を残しながらも暫定2位となった。

伊東李安琉 Photo: ISA

アロハカップでは、アメリカ代表が優勝。昨年金メダルを獲得した日本は、3位でフィニッシュした。

コンテスト最終日 日本代表、ジュニア初の団体金獲得!

コンテスト最終日となる現地時間11月4日には、メインラウンドのR6、リパチャージラウンド10の後に、全クラスのファイナルを実施。

ボーイズU18では、前回大会のU16で金メダルの安室丈、銅メダルの上山キアヌ久里朱が共にグランドファイナル進出。序盤から積極的に波を掴んだ上山キアヌ久里朱が、前大会の雪辱を果たす形で優勝。僅差の安室丈が準優勝のワンツーフィニッシュ。

U16歳では、早い段階で敗者復活戦に回ってしまった伊東李安琉が、リパチャージR4~10までを勝ち上がりファイナル進出の4位。

ガールズではU18で野中美波が3位。U16では、松田詩野が2位、脇田紗良が3位。

全てのカテゴリーでファイナル進出を果たした日本は、この最終日の結果により前日1位のアメリカを見事逆転。日本がジュニア初となる団体金メダルを獲得した。

上山キアヌ久里朱、金メダル獲得の瞬間。 Photo: ISA / Ben Reed

今年9月に愛知県田原市で行われたオープンクラスの「2018 ISA世界サーフィン選手権」に続き、2大会連続日本が団体金を獲得したことについて、主催のISA(国際サーフィン連盟)は「2020年の東京オリンピックにサーフィンが追加されると決まってから、日本のサーフィン界の成長はすさまじく、今回の結果はその証拠です。」と総評した。

上山キアヌ久里朱 は、「日本は金メダルを獲得する実力があるということを示せたと思います。」とコメント。

USA SurfingのCEOグレッグ・クルーズ氏は、「チームアメリカは2年連続での金メダル獲得を目指していたが、日本代表選手達のサーフィンはずば抜けていて、素晴らしいスポーツマンシップも見せてくれた」と賞賛。また、「日本はサーフィン界における圧倒的な存在感を確かに示した。サーフィンがオリンピックの新競技となるにあたり、これ以上素晴らしいホスト国はないでしょう。」ともコメントした。

▼ファイナルデイハイライト動画


『2018 VISSLA ISA 世界ジュニアサーフィン選手権』結果

■ボーイズU18
1位 上山キアヌ 久里朱(JPN)
2位 安室丈(JPN)
3位 Luke John Slijpen(RSA)
4位 Cole Houshmand(USA)
…11位 森友二(JPN)

■ボーイズU16
1位 Grayson Hinrichs(AUS)
2位 Kade Matson(USA)
3位 Levi Slawson(USA)
4位 伊東李安琉(JPN)
…11位 金沢呂偉(JPN)
…29位 平原颯馬(JPN)

■ガールズU18
1位 Rachel Presti(GER)
2位 Keala Tomoda Bannert(HAW)
3位 野中美波(JPN)
4位 Summer Macedo(HAW)
…9位 西元ジュリ(JPN)
…16位 川合美乃里(JPN)

■ガールズU16
1位 Caitlin Simmers(USA)
2位 松田詩野(JPN)
3位 脇田紗良(JPN)
4位 Lucía Machado(ESP)
…13位 中塩佳那(JPN)

■団体
1位 日本
2位 アメリカ
3位 オーストラリア
4位 ハワイ

■国別対抗リレーレース「Aloha Cup」
1位 アメリカ
2位 フランス
3位 日本
4位 ハワイ

▼ヒート表・結果一覧は以下から

(THE SURF NEWS編集部)

見どころ徹底解説!『2018 ISA 世界ジュニアサーフィン選手権』-開催概要・日本代表・歴代チャンピオン-

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