五十嵐カノアが出場するということもあり、日本でも盛り上がりそうな『Lexus US Open of Surfing』
まずは現地時間7月25日にLT開幕戦から始まり、メンズ・ウィメンズ共にOpening Roundが終了した。
Opening Roundは3人ヒートで、1位のみがRound of 16に進み、残り2名は敗者復活戦のElimination Roundを戦うことになる。
初日のハンティントンビーチは公式4-6ftレンジとサイズは十分ながら、風の影響が強まる傾向。
世界トップの選手でも危ないワイプアウトをする場面があり、カニエラ・スチュワート(HAW)はボードを真っ二つに折っていたほど。
一方、デクラン・ワイトン(AUS)が名物のピアくぐりを披露するなど、「US Open」らしいシーンもあった初日だった。
日本勢は全てRound of 16へ

PHOTO: © WSL/Tommy Pierucki
日本勢は井上鷹が先陣を切り、数少ない7ポイント台を出してオープニングヒートを圧勝。
「US Open」では2022年、2023年のQF進出5位が最高位。
まずは幸先良いスタートを切った。
「大会にはいつもすべてのボードを持ち込んでいます。この波が凄い好きなんです。どのイベントでも本当にたくさんの応援をしていただけて、とても幸運で嬉しいです。更にヒートを勝ち進んで、良いスタートを切りたいですね」

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ウィメンズのH1では吉川広夏がトータルでも1桁だった他2名に対して、ミドルスコアを2本重ねて10.10でラウンドアップ。
H6の田岡なつみは2022年、2023年と2年連続で優勝しているケリス・カレオパア(HAW)を含むヒートながら、安定したライディングとクローズセクションでの強烈なターンも成功させて数少ない7ポイント台を出してトップ通過を果たした。
「ここに来れて嬉しいです。波はレフトが良かったように思います。シーズンオフはニュージーランドでレフトの練習を沢山しました。7ポイントを出せて嬉しいです。楽しいヒートでした。私はサーフィンが大好きです。同時に競技も大好きです。だから、こうして戦っている時はエキサイティングですね」
ハイエストはテイラー・ジェンセン

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初日のハイエストは、イベント前から注目されていた4xワールドチャンピオン、テイラー・ジェンセン(USA)の14.66。
シングルスコアでも7.83と他選手の一つ先を行くサーフィンを披露していた。
彼のスタイルはモダンとクラシックを融合させた進化系のロングボードであり、42歳で前人未到の5度目のワールドタイトル獲得に挑戦している。


「朝起きて、今年最初の大会の日を迎えると、一口目に飲んだコーヒーが吐き戻されそうになるような緊張感があるんだ。でも、今日は素晴らしい一日になると分かるし、緊張は良い兆候なんだ。今年のウネリは去年よりずっと良いよ。ハンティントンらしくて楽しいし、あちこちに綺麗な三角波が立っていて最高だね。ヒートの戦略について深く考えることすらなく、ただサーフィンをするためにアウトへ出た。誰もが十分なチャンスを得られているし、この良い流れを保って、一本一本のライディングをしっかり重ねていきたいと思っている」
その他、デクラン・ワイトン(AUS)、エドゥアルド・デルペーロ(FRA)、ケヴィン・スカヴァーナ(USA)、ロジェリオ・Jr・エスクイエヴェル(PHL)、ジャック・タイロ(NZL)、チェイス・リーダー(USA)がトップ通過でRound of 16進出を決めている。

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ホノルアとレイチェルが存在感を示す

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今シーズンはホノルア・ブロムフィルド(HAW)、レイチェル・ティリー(USA)、ソレイユ・エリコ(USA)とウィメンズは3名の3xワールドチャンピオンが揃うはずだったが、開幕戦直前にソレイユがツアー離脱を発表。
ホノルア、レイチェルにとっては4度目のタイトルに向けてのライバルが一人減ったことになり、共にトップ通過を果たしていた。
「ここでサーフィンができることにとてもワクワクしている。昨年クオリファイできて本当に良かったわ。ハンティントンはいつも本当に楽しい場所。アウトには常に沢山の波がある。良い波を選ぶのは難しいけどね。毎朝父親が息子を見てくれるので、ロングボードやショートボードでフリーサーフィンをしている。とにかくずっと楽しくて、本当に恵まれていると感じているわ」


2025年は出産後の期間が短かったため、トータルでは結果を残せなかったが、「Surf Abu Dhabi」で優勝。
得意のウェーブプールで実力を発揮していたホノルア。
子供が成長した今年は「ママパワー」で以前よりも更に強い姿を見せ、世界を再び席巻するシーズンになるのでは?

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昨年3度目のタイトルを獲得した28歳のレイチェルは、母親として初めてワイルドカードとして競技に復帰した2011年のワールドチャンピオン、リンジィ・ステインリード(USA)と23歳のシヴ・ジャラード(ASM)を相手に苦戦しながらも、ミドルスコア2本で勝負を決めた。
「昨年はワールドタイトルを獲得するという最高の形で終わったけど、どのヒートに登場する時でも、やるべきことは一緒よ。勝利が保証されているわけではないし、今日そのことを本当に痛感させられたわ。ラインナップを読み解くこと、そして自分のリズムを見つけることだけで、かなりの緊張があった。今回の結果をしっかりとした土台にして、ここから更に積み上げていきたい。足の指の怪我にはかなり気を取られていた。クロスステップをしている時に足の親指の爪が剥がれてしまい、敏感になっていたの。今日はテープを巻くことでなんとか乗り切れると感じた。ドクターたちが素晴らしいので、サーフィンにはそれほど影響しなかったわ」
その他、ディフェンディングチャンピオンのアヴァロン・ガル(USA)、ベテランのクロエ・カルモン(BRA)、タリー・ホワイト(AUS)、ナタリア・ヴンダーリッヒ(HAW)がRound of 16進出。
ネクストコールは現地時間7月26日朝7時(日本時間同日23時)で、35分後に開始予定。
2日目以降も南南西ウネリが続く予想。
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(黒本人志)























