ミック・ファニングの『MFソフトボード』が豪グッドデザイン賞を受賞

先日、南アフリカでの撮影中に大怪我が報道された、 3度のサーフィンワールドチャンピオン、ミック・ファニング。その回復状況が心配されますが、一方で明るいニュースも。

インタースタイル2018」で日本初披露され、その後も注目を集め続けている『MFソフトボード』がオーストラリアのグッドデザイン賞を受賞した。ミック・ファニングの考案・テストにより生まれた斬新なソフトボードブランドの優れたデザインと革新性が評価された。

1958年に始まり、今年で61回目を迎えたオーストラリアの「グッドデザイン・アワーズ」では過去最多の700近いエントリーがあり、ミック・ファニングの『MFソフトボード』は商品デザイン部門で優秀賞を受賞。

受賞を喜ぶMFソフトボードの開発メンバー

通常のサーフボードと同等の品質とパフォーマンス性を実現

MFソフトボードのプレスリリースよりコメントを抜粋して紹介。

「今年のエントリーは特にレベルが高かった。入賞した商品は優れたデザイン性だけでなく、生活の質を高める商品を作るための絶えない努力の証でもある。」
Good Design AustraliaのCEOブランドン・ギーン博士

「優美、シンプルで控えめなデザインが製造に適した高品質の材料とうまく融合した。このボードデザインの本当の革新性は素材と製造方法により、(ソフトボードでありながら)通常のサーフボードに類似した品質とパフォーマンス性を実現したこと。保守的なサーフボード業界において、ソフトボードの存在を認めざるを得ない商品だ。」
Good Design Awards審査委員会

blank
自らテストライドするミック・ファニング

「チーム全員がMF Softboardsのラインアップを開発、商品化するためによく頑張った。素晴らしい実績だ。グッドデザインアワーズの審査員にも感謝したい。」
3度のサーフィンワールドチャンピオン、ミック・ファニング

革新的な製造方法

ソフトボードの開発が盛んなこの頃、 MFソフトボードの受賞につながったのは特殊な製造方法。AKU SHAPERでEPSフォームを削り、カーボンとグラスファイバーをエポキシレジンでラミネート、最後にバキュームシュリンクテクノロジーを駆使してソフト加工した画期的な新しい構造を開発。

乗り味は従来のソフトボードとは違い、格段に通常のサーフボードに近い性能を持っていると言う。フィンは従来の貫通式のソフトボードフィンシステムと違いFCS2の装着により、更なるパフォーマンス性の向上が可能だ。

①IXPE Foam、②6oz E-Glass、③6oz E-Glass、④EPS Foam、⑤Carbon Fiber / E-Glass Hybrid、⑥6oz E-Glass、⑦HDPE Foam (Photo: MF Softboards HPより)

その人気のあまり、日本の公式サイトでは全モデルが既に完売していて、製造が需要に追い付いていない模様だ。

(ケン・ロウズ)

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。