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牧之原ウェーブプールの利用料金や営業計画が発表

2月20日、パシフィコ横浜で、サーフスタジアムジャパン株式会社(SSJ)が牧之原市静波海岸で建設中のウェーブプールの営業計画を発表した。

先の報道の通り、既に1月24日に静岡県の認可が下り、2月3日より造成作業を開始。今週末に安全祈願祭を行い本格的な工事に入る。

当初は今年夏の開業を目指していたものの、想定より許認可が1か月ほど遅れたため、公式には今年度秋に全面オープン予定としているが、SSJ安達代表取締役は「オリンピック開催期間中になんとか波を出したいと建設会社等と調整中」と説明した。

Image: Surf Stadium Japan株式会社

営業時間

通常期 09時~18時
早朝営業 07時~09時(繁忙期のみ)
ナイター 18時~21時(夏季7~9月)

最大収容人数

1時間毎の予約制。完全入れ替え制。
開業当初は安全確保を万全に期すため、同時刻の人数は最大12名とする。
初級者レベルでは左右のブレイクでそれぞれ時間あたり最大20名を計画中。

予約カテゴリー

エキスパート(上級)
インターミディエート(中級)
ビギナー(初級)
体験サーフィン
サーフィンスクール

予約方法

公式ホームページから事前予約。1時間毎の区切りで、上中初級3カテゴリーの枠が1日ごとに設定される。

料金体系

現時点での構想が発表された。決定次第公式サイトで発表される予定。

・入場料

1日500円程度を予定、夏季繁忙期料金も検討中

・乗波料金(個人)

上中初級
1時間毎 5,000円~8,000円程度を予定

貸し切り
1時間毎とし季節、時刻毎の料金を計画中

サーフィンスクール
6,000円~10,000円程度を予定

体験サーフィン
1時間毎8,000円(ボード等レンタル料込)

サーフィンアカデミー
技量の向上を目指した継続的なレッスンメニューを計画中

SSJ安達俊彦代表取締役とジャックオーシャンスポーツの長倉氏 Photo: THE SURF NEWS

施設概要

American Wave Machine社の造波装置を使用した、横150m×奥行60mの半楕円形のプール。水深は最も深いところで6m程度。同装置を使用するテキサスのBSRリゾートに比べ奥行きは小さいが、波の質には影響がないという。

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そのほか、以下の設備が設置される予定。

・水遊びプール(ファミリー利用を想定した広大な水遊びプールを波打ち際付近に造成)
・ジャグジープール(冬季間の満足度向上のため2か所に設置)
・クラブハウス(受付、更衣室、トイレ、ロッカールーム、屋上の展望デッキ)
・プロショップ/レンタルショップ
・駐車場
・飲食施設も順次拡充予定

造波装置の特徴

American Wave Machine社のPerfect Swell240型を使用しており、最大2.1mのチューブを作れる本格的なウェイブプールは日本初。

初心者からオリンピック選手まで幅広いレベルの波を創出し、波の大きさ・発生数・ピークの場所などをコンピュータ制御により柔軟に設定可能。ナイター利用も可能になる。

プールは2エリアで構成され、「Reefエリア」は中級レベル~国際大会レベルのサーファーに適した波でバレル・エアリアルも可能。「Bayエリア」は、初心者~初中級レベルのサーファーに適した穏やかでソフトな波となる。

・基本性能
敷地面積 約5千坪
最高波高 1.8m~2.1m
ライディング時間 約10秒
最高波造回数 150回/時間(30秒に1本)

テキサスのBSRサーフリゾートといえば、ペンキのような青緑色の水が印象的だが、本施設では大井川水系の井戸水を使用するため、昨年11月にニュージャージにオープンしたアメリカンドリーム内のプールに近い透明度の高い水になるという。安達代表は「水質についても十分に留意して、お子様やシルバーの方にも安心して水に入っていただけるように計画中」とコメントした。

テキサス BSRサーフリゾート
ニュージャージー アメリカンドリーム

資金計画についても説明があり総工費は十数億円。そのうち1/3程度がPerfect Swellの機械の費用にあたり、その他土地の取得費用や工事費用が含まれる。牧之原市が5億2500万円のふるさと融資を行っているが、現在出資者も募集中とのこと。

(THE SURF NEWS編集部)

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