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カイ・レニーがサーフィン界の殿堂入り!若手で選ばれた理由は?

みなさんは「Hall of Fame」という言葉をご存知でしょうか!?日本語にすると「殿堂入り」と呼ばれ、特定の分野で業績を挙げたり、貢献した人物に与えられる名誉です。

おそらく日本では野球界の殿堂入りが最も耳にすると思いますが、サーフィン界でも殿堂入りはあり、「Surfers’ Hall of Fame」と呼ばれています。

サーフィン界の殿堂入りがスタートしたのは1997年のこと。ハンティントンビーチを訪れたサーファーならば必ず足を伸ばすサーフショップ「Huntington Surf & Sport」の店内でした。

それから4年後には市議会も加わってショップ内から規模が拡大し、ハリウッドのチャイニーズシアターにあるスターの手形などを模倣し、ハンティントンビーチのダウンタウンエリアに殿堂入りしたサーフィン界のスーパースターやレジェンドの手形、足形、サインが並んでいます。

Photo: hsssurf.com

その名誉ある殿堂入りに、今年2019年は26歳と若手のカイ・レニーも加わることが発表されました。

これまでにも20代のサーファーが選出されたことはありますが、基本的にはショートボード界でワールドチャンピオン経験者とコンテストサーファーがメインでした。

ワールドチャンピオン以外ではベサニー・ハミルトンも過去には選ばれていて、ベサニーはサーフィン界を超えた活躍を見せているので誰もが納得ですが、カイの選出は異例中の異例とも言えます。

では、カイ・レニーとは何者なのか?最近のカイと言えば、ハイドロフォイルサーフィンの先駆者であったり、ビッグウェイブサーファーとして知られています。

なのですが実は、カイはSUP(スタンドアップパドルボード)レース部門の初代ワールドチャンピオンであり、若干19歳でのことでした。

私も数年前まで、カイはSUPワールドチャンピオンとの認識しかなかったのですが、ショートボードでのサーフ動画を見るとエアリバースやアーリーウープを普通にメイクしていて驚かされました。

ただ、よくよく知るとカイはハワイのマウイ島出身で、アルビー・レイヤーなどと同じく、アンダーグランドながらエアリアルとビッグウェイブを得意とするマウイボーイズの一人でした。

そしてBWT(ビッグウェイブツアー)イベントがマウイ島ジョーズで開催されるようになると、トップビッグウェイブサーファーを相手に活躍するマウイボーイズが注目されることに。

Photo: WSL / TONY HEFF

そしてカイはSUPワールドチャンプでありながらBWTイベントにも出場するようになり、メキシコのプエルト・エスコンディードで開催された2017年のBWTイベントで優勝し、ジャンルの垣根を超えたウォーターマンとして認知されました。

これほどまでにジャンルを超越して実績を残したサーファーは稀有ということで、若くして殿堂入りを果たすことになったのでしょう。

今回の授与式は例年通り、最もハンティントンビーチにギャラリーが集まるUSオープン期間中の2019年8月2日の予定となっています。

World Surf Movies

参照記事「Kai Lenny To Join The 2019 Surfers’ Hall of Fame|Shop-Eat-Surf

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