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ツインフィンの違い、その2。(MRフィッシュ)

ユーザーフレンドリーな、MRフィッシュは大ブレイクの可能性あり

シリーズ「おいらはサーファーの味方」No.41


MRフィッシュは、4度の世界チャンピオンに輝く、MRことマーク・リチャーズが開発したツインフィンです。レトロフィッシュよりもスリムで、ウイングの付いたフィッシュテールが特徴です。最近このタイプのボードの人気が高まっています。

MRフィッシュは、パドルやテイクオフの性能はレトロフィッシュに比べてやや落ちますが、波に乗ってからは、クイックに反応し、かつターンがしやすい特性があります。

サイドのツインフィンはトライフィンをひとまわり大きくしたような形で、たて長です。波が大きくなってきたときのために、センターにスタビライザー(フィン)が付けられるMRフィッシュもあります。

https://captainfin.com
サイドフィンが大きくそれだけで安定性が得られるから、スタビライザーは取り外してサーフすることもできる

レトロフィッシュとコンベンショナルなトライフィンショートボードの中間にあるのが、このMRフィッシュといえるでしょう。

トライフィンとの違い

トライフィンとの最大の違いは、見ればわかるとおり、センターにフィンがあるか無いかです。センターにフィンがあると高速では安定しますが、低速ではターンのときに抵抗になります。ツインフィンは小波ではターンが楽ですが、波が大きくなってくると不安定になってきます。

昔のMRフィッシュはグラスオンの時代ということもあり、完全なツインフィンでしたが、フィンプラグの登場で、現在は2+1と呼ばれ、センターに小さなスタビライザー(フィン)があります。波のコンデションに合わせて付けたり外したりできます。

また、コンベンショナルなトライフィン(一般的なショートボード)は、ライディング重視でデザインされていますから、浮力が少なく、ビギナーには扱いにくいサーフボードなのです。そういう観点で見ても浮力のあるMRフィッシュはユーザーフレンドリーなサーフボードです。だから、ビギナーで、ショートボードでサーフィンがしたいと考えている人にはおすすめのボードといえるでしょう。

さらに、トライフィンばかり乗ってきたサーファーにとっても、ツインフィンは新鮮なテイストがあります。しかも浮力がありパドルが楽ですから、サーフィンがより楽しくなります。MRフィッシュはこれから大きなトレンドとなる可能性を秘めています。

https://markrichardssurfboards.com
MRフィッシュは70年代に誕生したコンセプトだが、マイケル・フェブラリーなどの若い世代から熱い支持を受けて新しいトレンドとなった。写真はMRこと元世界チャンピオンのマーク・リチャーズ

(李リョウ)

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