曇って寒くても波さえあればパドルアウト、湘南某所

サーフィンライフが楽しくなる、極寒の海を乗り切るアイテム(関東以西)

シリーズ「おいらはサーファーの味方」No.22

泣こうがわめこうが、寒波が襲来するたびに海水温は確実に下がる。ついに極寒の二月に突入。冷えた海水は三月もそして春になってもしばらくは続く。ということで仕切り直し的に冬の海を乗り切るアイテムをご紹介する。

これらはネットサーフィンでたまたま見つけた未体験のアイテムや、噂として耳にした製品から、じっさいに筆者がすでに使って「使える」と判断したモノ。みなさんのサーフィンライフがちょっぴりでも楽しくなったら幸いです。もっといいモノ知っていたら教えてほしい。


ウェットスーツリペアキット

ウェットの裂け目から沁みてくる冷たい海水ほど嫌なものはない。
体温維持にもっとも大切なのはウェット内部への水の流入をできるだけ抑えること。だからウェットの裂け目は体温維持の大敵。ウェット屋さんに修理を出せばいいんだけど、ちょっとした裂け目ならば自分でウェットボンドを使って修理できる。

筆者自身ボンドは使ったことあるがシームテープはまだない。ネットショップでシームテープを売っているとは知らなかった。これはいわばアイロンプリントみたいなテープだから、裂け目をボンドだけでなくこれで補強すればかなり強くなる。
修理のこつはまずウェットをよく洗って乾燥させること、劣化した裂け目は切り取り、ボンドはしっかりと両面に塗って乾かす。ボンドが指で触れてもくっつかないくらいに乾いてから貼り合わせさらに圧力をかける。そしてジャージー面をシームテープでアイロンでプリントする。だけど、大きな裂け目の修理はプロに任した方がいいと思う。それか新品買おう、新品はあったかい。

ワンランクアップのヘッドキャップで頭をポカポカに

photo:RR

濡れた髪を寒風にさらすなんてナンセンス。頭を暖めるか否かで体温維持に30%ほどの違いが出るらしい。ヘッドキャップは最近になって市民権を得てきた。以前は被っていると変な目で見られたけどね。

今回紹介するのはパタゴニアのキャップ。これは優れている。顔の周りをしっかりとシールしてくれて海水が入りにくくデザインされている。首回りに余裕があるから装着感にストレスが少ない。そしてなにより特徴的なのが首下のビブが二重になっているアイデアだ。
フルスーツと合わせて着るときに内側のビブをスーツの内部にたくし込むことによって水の流入が大きく抑えられるようになった。これならワイプアウトで心臓が止まることもない。このヘッドキャップは他メーカーのフルスーツとも併用できる。ロゴが目立たないのもいい。ユーレックス天然ラバー製。

R3ユーレックス・インサータブル・フード

電気仕掛けのヒーティングベスト

リップカールが数年前から製品にラインナップしている防水バッテリー搭載のヒーター付きベスト。知り合いのサーファーが使っていてかなり調子良いという話を聞いた。すでに数シーズン使い耐久性も問題ないという。
機能はシンプルでバッテリーをACで充電し海の中で寒くなってきたらヒーターのスイッチを入れる。温度調節もできて2時間くらいは効果が続くという。使ってみたいけど使ったらこれなしにはパドルアウトできなくなりそうだ。

極みのウェットハンガー

サーフセッションが終わったらフルスーツはできるだけ早く洗って乾燥させる。そして次のセッションに備えて保管。これ重要です。濡れたウェットは着たくないから。干すときに必要なのがウェット専用ハンガー。
ハンガーもいろいろあるけど、これ一押しです。片側支持というアイデアは使ってみてなるほど便利と思う。ウェットスーツを二つ折りでざっくりと掛けてその重量もしっかりと支えてくれる。スーツの肩に負担が掛からないからネオプレーンの寿命も伸びる。シンプルイズベストを具現した骨太な製品。カリフォルニアサンディエゴのサーファーが考案した。リサイクルプラスチックを使用。

パドリングマシン養成ツールでジョーズに挑戦だ!

寒い、波無い、ということで、どうしても海に入る回数は減る。それで困るのがパドル力の低下。パドル力が落ち、サーフィンがつまらなくなり、海が遠のくという負のスパイラルに陥ってない?
そこで筋力アップできるツールがないかとググってみたらありました。ゴムで引っ張ってトレーニングですね。これなら暖かい部屋でもパドルが鍛えられます。でも使わないと効果はないので購入のときはよく考えたほうがいい。

高品質のサーフポンチョ

冬のサーフィンで一番の問題はやはり着替え。雪国ではあらかじめ着替えのテントを設営して灯油ストーブまで用意するという噂を耳にしたことがあるが本当かどうかは定かでない。
そこまでしなくても上半身を脱いだらとりあえずポンチョが便利。これを着たときの安堵感はたまらない。
サーフポンチョの種類は多い。お値段もいろいろ。これはちょっとお高いけど今治タオルを使用したポンチョで、品質で勝負のようです。サーフポンチョでもっとも高額なこの製品だが、それに見合う品質かどうかは不明。レビューの評価は星五つ。

李リョウ

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