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ベトナム発の野草ストロー!使い捨てプラストローの代替品となるのか?

サーファーにとって馴染み深い問題の一つと言える使い捨てプラスティック製品問題。実際にビーチで散乱している様子を目にすることが珍しくありませんし。

そのため、同問題に対するサーフエリアでの意識は高く、例えば私が昨年訪れたバリ島クタのマクドナルドでは、以下のムーブメントがありました。

ドリンク用ストローの未使用を掲げた内容です。少しドラスティックとも言えますが、これほどまで真剣にプラゴミ問題と向き合っている証でしょう。

ただ、ストローの未使用に関して男性ならばともかく、口紅を塗った女性などといった点を考慮に入れると、現実的にはプラ製品以外のストロー模索の動きが主流と言えます。

そしてベトナム人起業家のトラン・ミン・ティエンが、メコンデルタでは一般的な野草を用い、代替ストローの製作を始めています。

使用している野草はスゲで、スゲをカットし、表面を洗い、茎の中身を鉄棒でキレイにすれば完成。

同ストローは、乾燥または未乾燥の2種類を販売していて、未乾燥ストロー(2.6セント)は冷蔵保存で最大保存期間が2週間、乾燥ストロー(4.3セント)は常温で半年間利用可能だそうです。

エコを意識したプラスティックの代替版ということで、同ストローは化学製品や防腐剤は含まれておらず、さらには再利用可能かつ生分解性とのこと。

https://www.facebook.com/VnExpressInternational/videos/2279098172367839/

野草ストロー販売を開始したトランによると、代替ストローとしてワールドワイドな販売を目指していて、今回公開された動画はすでに300万回近く視聴されているほど注目を集めています。

さて、確実に大きな波として動き出している使い捨てプラスティック製ストロー排除というムーブメント。

これまで当たり前だったものを変えると言うのですぐさま移行と言うわけにはいかないのかもしれませんが、数年もすれば当たり前になっていることでしょう。

私が今年訪れたマレーシアのチェラティンと言う小さなサーフコミュニティであっても、ローカルサーファー運営のカフェでは竹のストロー使用と、すでに動き出しているので。

World Surf Movies

参照記事「The Future of Straws in Vietnam Is Looking Much Greener (and Edible)|Adventure Sports Network

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