(R3行きを決めた渡邉壱孔) Photo: ISA/Jersson Barboza

波乗りジャパンは4名がR3進出!『ISA World Junior Surfing Championship』3日目

現地時間現地時間5月6日、サーフシティ・エルサルバドルで開催中の『ISA World Junior Surfing Championship』は大会3日目を迎え、公式6-8ftレンジの十分なウネリでコンテストが行われた。

ラ・ボカナでU18ガールズのR1の残りヒートとU16ガールズのR2、U16ボーイズのR2の16ヒート中の9ヒートが進行。

エル・スンザルではU16ボーイズのR1の残りヒートとU18ボーイズのR2、U18ガールズのR2、12ヒート中の2ヒートが進行した。

波乗りジャパンは3名がR3へ

(渡邉壱孔) Photo: ISA/Jersson Barboza

2023年リオ大会で団体銅メダルを獲得した強豪国でもある日本。

まず、U18ガールズのR1の残りヒートでは松野杏莉が2位通過。
U16ボーイズのR1の残りヒートでは岡野漣がトップ通過を果たし、12名全員がR2進出を決めた。

(松野杏莉) Photo: ISA/Pablo Jimenez

R2はU18ボーイズで渡邉壱孔がトップ通過を果たした一方、同ヒートの長沢侑磨が3位でリパチャージ行き。
ハワイ、オーストラリア、ペルーと強豪国揃いのカードになった小野里弦は3位でリパチャージ行き。
9ヒートだけ行われたU16ボーイズは髙井汰朗がトップ通過を果たした。
足立海世、岡野漣のヒートは翌日になる。

U18ガールズは唯一出番があった池田美来が2位通過、松野杏莉、清水ひなのは翌日のヒート。
U16ガールズは石井有沙が2位通過を果たした一方、同ヒートの高橋花音が3位でリパチャージ行き。
森舞果も3位でリパチャージ行きを強いられている。

(池田美来)
Photo: ISA/Jersson Barboza
(髙井汰朗) Photo: ISA/Pablo Jimenez
(小野里弦) Photo: ISA/Jersson Barboza
(小野里弦) Photo: ISA/Jersson Barboza
(石井有沙) Photo: ISA/Pablo Jimenez
(長沢侑磨) Photo: ISA/Jersson Barboza
(長沢侑磨) Photo: ISA/Jersson Barboza
(森舞果)
Photo: ISA/Sean Evans
(高橋花音) Photo: ISA/Pablo Jimenez
(岡野漣) Photo: ISA/Jersson Barboza
(長沢侑磨) Photo: ISA/Pablo Franco

5人が両部門のR1を通過

(中国のスーチー・ヤン)
Photo: ISA/Pablo Jimenez

朝方のハイライトは長いライトのポイントブレイク、エル・スンザルでのU16ボーイズのR1の残りヒート。
スペインのディラン・ドネガンが8.93、ニュージーランドのアレクシス・オーウェンが8.27をスコア。
R2ではスイスの13歳、マッシモ・ビエンツがラ・ボカナの強烈なレフトをバックハンドで2ターンコンボ、8.67を出していた。

(ペルーのカタリナ・ザリキー)
Photo: ISA/Pablo Jimenez

参加している54カ国441人の内、男子18人、女子19人がU18、U16の両部門に参加。
その内、男子は一人、女子は5人が両部門のR1を通過している。

まず、女子はパリ五輪出場も決めている中国のスーチー・ヤン。カナダのオシア・グリーン。フランスのティヤ・ゼブロウスキ。ペルーのカタリナ・ザリキー。タヒチのカヒリ・サイモン。

特にスーチーとカタリナはU16ガールズで8ポイント台をスコア、カタリナはR2でハイエストスコア9.30を含むトータル16.47と大会3日目のハイエストを揃え、インタビューで以下のコメントを残している。

「とても嬉しいわ。本当に良い波だし、大好きな場所よ。この国に来るのは5回目。いつも素晴らしい。両部門に出場することに自信を持っているの。9.30を出した波は最高だった。大きくて形良い波。あの波に乗った時は本当に興奮したわ」

(コロンビアのロメオ・チャベス)
Photo: ISA/Sean Evans

両部門でR1を通過した唯一の選手、コロンビアのロメオ・チャベスは続けて両部門でR2も通過している。
エル・スンザルでのU18ボーイズのヒートではリーシュを切るアクシデントもあったが、両部門で8ポイント台を出していた。

「簡単ではない。難しかったよ。勝つために一番重要なことは、自分のサーフィン、自分自身を信じる。それに集中することさ。自分には可能なんだってね。エル・スンザルでリーシュを切った時は厳しかったけど、成し遂げたことで更に自分のサーフィンに自信を与えてくれた。リズムに乗って戦うための身体がそこにあった状態だったから楽だったよ。でも、最後は自分のサーフィンに対する自信。そして、サーフボードを信じることだね」

U16ボーイズのハイエストが更新

(オーストラリアのオーシャン・ランカスター)
Photo: ISA/Pablo Jimenez

U16ボーイズではオーストラリアのオーシャン・ランカスターが9.50を含むトータル17.43をスコア。
前日にイングランドのルーカス・スキナーが出したハイスコアを更新してR2で圧勝した。

「今日はサーフボードをいつもより長くしたんだ。それが功を奏したようだね。それほどパワフルな波ではないと思ったけど、ご覧の通り息切れしちゃってるから、ハードだったんだね。でも、1本の波で3ターンを決めて最後まで乗り、ハイスコアを出したのは気持ち良かった。満足してるよ」

同じオーストラリアのフレッチャー・ケレハーも好調で、大会3日目で最初のエクセレントとなる16.80を出していた。
8.50のシングルスコアも含め、U18ボーイズではトップを独占している。

アルゼンチン代表が8ftの巨大なセットをメイク

(アルゼンチンのビクトリア・ムニョス)
Photo: ISA/Sean Evans

U16ガールズのR2H8では、8ft、トリプルオーバーはある巨大なセットが入り、ラインナップが一掃されたが、アルゼンチンのビクトリア・ムニョスが最高のタイミングで波に乗り、2ターンコンボで8.17をスコアした。

「セットに耐えることができました。幸運なことに、同じようなコンディションでトレーニングをしている。大きなセットが入るシチュエーションも経験済みなので、集中力を維持することができた。少し落ち着いてきたところで更に追い込み、8.17を出すことができた。アルゼンチン代表の一員としてとても喜びと情熱を感じる。素晴らしいチームメイトたちがいるおかげで、この経験を更に素晴らしいものにしてくれているのよ」

コンテスト4日目は5月7日朝7時(日本時間同日の22時)にスタート予定。
スケジュールは以下。

ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/

(空海)

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