(モロッコ初のCT選手となった、ラムジー・ブキアム)PHOTO: © WSL/ Brent Bielmann

色々な国旗が入り乱れる結果となった2022チャレンジャーシリーズ

F+(エフプラス)

ハワイのハレイワで行われていたチャレンジャーシリーズの最終戦も終了し、2023シーズンのCSからのクオリファイヤーも決定。フランスのマキシム・フスノットが30歳になってようやくクオリファイを果たした。なんかすごく長いことこの人の名前を耳にしていたような気がする。リオ・ワイダも2連勝のあといい成績は残せなかったけど3位でクオリファイ。インドネシア初のCT選手となったし、ラムジー・ブキアムもモロッコ初のCT選手になった。

(マキシム・フスノット)
PHOTO: © WSL/ Tony Heff

なんかこうしてランキング表を見ていると、以前はオーストラリア、アメリカ、ハワイ、ブラジル、以上、みたいな感じだったけど、今はすごくいろんな国旗が入り乱れていて、まぁ、これもオリンピック効果なのかな、と思う。

(都筑有夢路)
PHOTO: © WSL/Brent Bielmann

日本勢は20位の五十嵐カノア以外は脇田泰地の43位が最高位で、今シーズンは今ひとつ振るわなかった。女子のほうは最高位が都筑有夢路で13位。ハレイワで優勝すればクオリファイの目も計算上はあったけど、クオーターで敗退した。シーズン後半の猛チャージといった様相だったので、このままの調子が維持できれば来シーズンに期待できるのかな。でもぶっちゃけ後半の快進撃は運だよりみたいな部分も大きかったし、そもそもサーフィンが計算づくというよりはイチかバチかで当たって砕けない、みたいなスタイルなので、この先はより正確なボードコントロールが求められると思う。パワーとリスキーな攻めが今買われてるけど、コンスタントに勝つにはそれだけじゃだめだから。

(ジョン・ジョン・フローレンス)
PHOTO: © WSL/ Tony Heff

しかしジョン様、パーフェクトな出来だったね。本当に怪我がなければタイトル一直線なんだろうと思うけど、今のところ調子は良さそうに見える。また練習中にケガとかやめてね~。あのサイズのハレイワのあのセクションでのあのレイバックって、今のところ誰もできないのかな、と思うし、まぁ、波知ってるよね、とことん。 ブラジル勢の中でタイトルが回るのもどうなのかな、と思うし、ジョンジョン以外にあのストームに対抗できそうな選手もいないし、ほんとケガには気を付けてほしいものです。

F+編集長つのだゆき

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