「折り返し地点でのトップ5(+ガブ、ケリー)のCT後半戦を占う」- F+

F+(エフプラス)

もう梅雨ですかね。なんかすっきりしない今日この頃、犬の散歩に出るときの服装がなかなか決まらない。肌寒いのか暑いのかよくわからんので、ウインドブレイカーとか着ちゃうけど、歩きだすと汗だく、上着超ジャマ、みたいな外しまくりの毎日だ。
海のほうは、さすがの千葉も暖かくなってきたので、週末には結構な人出で、志田では早くもどこかの大会(支部予選かな)とかやってる。風向きによっちゃうちは放送がとてもよく聞こえる、というか、一日うるさくてしょうがないので勘弁してくれと思う。さっきのヒートは誰が勝ったんだな、って詳細もすべてわかるぐらい、しっかり聞こえるから(笑)。

でもってその合間を縫って猫の鼻ズビズビ音。あっくんがネコ風邪ひいてズビズビ、フガフガうるさいったらない。動きも悪くないしご飯も食べてるので、まぁいいか、とは思ったけど、ほかにうつると厄介なので病院行き。注射と薬でバイバイ樋口一葉。

Photo by snowy

ミッドシーズンカットも終わり、ツアーはいよいよ後半戦で、この先の展開についての質問も来ているけど、ガブに関しては前回少し書いたので、読み直してください。高いハードルだけど、トップ5も不可能ではない、ですね。まぁ、5試合ほとんどセミ以上みたいな条件になるのかなと思うけど、昨年のガブで来るなら不可能ではないと思う。どこをとっても、ここガブダメそうだな、って場所がないので。帰ってくるからには本人もそこを目指してるんだろうし。

PHOTO: © WSL/Matt Dunbar
PHOTO: © WSL/Matt Dunbar

折り返し地点でのトップ5はフィリッペ、ジョンジョン、ジャックロボ、イーサン・ユーイング、イタロ。後半の会場を考えるとグーフィーのバレル、オープンフェイスのカービングみたいな感じなので、ジョンジョン強そうかな、と思う。フィリッペはGランド、タヒチでどこまで拾えるかかな。イタロは何となく今年行き詰ってる感があって、じわじわランキングをあげてはきているけど、タイトルを取った年のような強さが感じられない。まぁ、ここ数戦の会場の波にもよるだろうけど、なんか今年は、イタロの得意なシャープとかスピードとかよりモッタリ重たいカービングに点が出ている感じなので、どうなのかな。
今年のイーサンは一味違うかな、と思うので、この先も行きそうな気がするけど、バックハンドバレル勝負が2試合あるので、厳しいかなとも思う。ジャックロボは安定できるかどうか次第。いつものようにアップダウンの激しい結果になると厳しい。

PHOTO: © WSL/Matt Dunbar

あっという間に13位までランキングを落としたケリー。後半どうですかね。Gランドとエルサルバドル以外は以前もあった試合会場で、そのどこかで近年特によかったという印象もないので、ここからトップ5に返り咲くってあまり現実的ではないのかな、と思う。まずはGランドの結果次第か。
というよりなにより、マーガレットリバーでのジャドソンとのヒートの負け方とか見てると、完全な自滅というか、波を見送るばかりで、勝ちに対する執着心のようなものがすごく希薄な感じがする。勝ってた時はあれでも最後にエクセレントで逆転だったわけだけど、今はそうはならない。どんなサーフィンでもとにかく勝つ、というよりは、いいサーフィンをして勝つ、を目指しているように感じる。まぁ、美学としてはそれでもいいけど、何でもいいから勝つ、がないと50歳でトップ5は難しいのかなと思う。50歳にして、ワイルドカードの10代の若者のような、完全な開き直りと裏付けのない自信が必要かと思う。

F+編集長つのだゆき

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