Photo: Red Bull

レッドブルがソフトボードのコンテスト「Red Bull Foam Wreckers」を始動

エクストリームスポーツ界への参入が目立ち、数々のエクストリームイベントを開催しているエナジードリンクメーカーのレッドブル。

サーフィン界においても、ビッグウェイブイベントであるレッドブルケープフィアを開催していて、世界最恐イベントとのレッテルを貼られているほどです。

そんなレッドブルが、エクストリームとは対極となるファンサイドを重視したシリーズイベント開催に踏み切りました。

そのイベント名は「Red Bull Foam Wreckers」であり、フォームという英単語が入っていることから分かる方もいると思いますがソフトトップボード(スポンジボード)を使ったイベントになります。

同イベントの発起人となったのはホームブレイクのパイプラインを攻めるチャージャーでありながら、サーフスタントなどで人気を博すVloggerでもあるジェイミー・オブライエン。

ジェイミーが発起人ということで使用するソフトトップはキャッチサーフ社製、つまりはジェイミーのスポンサーであるレッドブルとキャッチサーフをハイブリッドさせたイベントなのです。

イベントテーマは「anti-surf contest(反サーフコンテスト)」で、出場者に課せられるイベント要件はソフトトップに乗るという点のみ。

シリーズイベントと前述しましたが、アメリカ国内13か所でイベントが開催され、会場によって波のコンディションは異なることから、イベント毎にフォーマットも異なるとのこと。

最低限のルールはいくつかあり、ヒート前に「Wheel of Shred」といういわゆるルーレットのようなものを回し、ヒートで使用することになる主催者側が準備したキャッチサーフのソフトトップを決めるそうです。

その後、それぞれ異なるソフトトップに乗る6~10名くらいで海へと入り、15分のヒート時間内でユニークなパフォーマンスを披露することになります。

Photo: Red Bull

ただ、あまりに漠然としていて、どのようなパフォーマンスをすれば高い評価を得られるのか皆目つかないですよね。

一応コンテストであり、賞金も設定されているので何をすれば良いのか知りたいところ。

何をすれば高い評価を得られるのかはジャッジの個人的趣向によって決まり、ヒートの開始直前に発表されるそうです。

ですが、何を練習しておけば良いのか分からない方が大半だと思うので、ジェイミーとベン・グレイビーによる上記イメージを練習しておけばインスピレーションになるとか。

さて、レッドブルのファンサイドのイベントと言えば、以前にはハワイのワイキキでレッドブルパーティーウェイブが開催されていたので、今イベントは似たような方向性と言えます。

今イベントは実はすでにスタートしていた5月23日にテキサス州のBSRサーフリゾートで第一弾が開催されています。

どのようなイベントとなったのか下記からダイジェスト動画をチェックして見て下さい。

World Surf Movies

「Red Bull Foam Wreckers」公式サイト:https://www.redbull.com/us-en/event-series/foam-wreckers-2021

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