Photo: WSL / Tony Heff

パイプマスターズ、明日にも再開か。マウイプロの続きもパイプで実施決定

大会関係者に新型コロナウイルスの陽性者が出たことを受けて一時中断していた第50回パイプ・マスターズ。中断の発表から約1週間の日本時間17日午後、WSLから再開のニュースが発表された:It’s back on!

以下、WSLからの発表


ビラボン・パイプマスターズ再会、波予報も良し

12月16日、ハワイ

皆さんこんにちは。

元気であることを願っている。

本日、ハイドロフラスクが送るビラボン・パイプマスターズの一時中断を終了し、良い波予報の中大会を再会できることを発表する。

プロサーフィンの再会を実現するためにすさまじい労力がかかり、その一部が現地コミュニティーや選手、スタッフの安全を保障する新型コロナウイルスに関するプロトコル(協定)である。

先週はこのプロトコルに従い、(コロナ)陽性者を特定して隔離し、私自身を含む接触者の追跡を行い、ウィルスの更なる感染を食い止めた。このウィルスの感染力が非常に高いことを証言できる。

当然、接触者の追跡が始まってから私も自主隔離をし、2日後に自分の陽性結果が出た。今も軽いながらも症状があり、オアフ島の医療関係者に感謝している。

陽性結果を公表した1つの理由には、ハワイ、そしてノースショアを特別な場所にしてきたコミュニティーや個人に私個人、そして組織としてWSLの敬意を払うためだ。WSLとローカルコミュニティーとの間の信頼関係はとても重要である。

ノースショアは1976年の設立以来、CT大会の開催を寛大に主催してきた。この地は唯一無二のサーフエリアとして世界に認められていて、このレガシーを祝いながら発展する一助ができることが光栄であり、大きな名誉である。

大会の再会にあたり、パイプマスターズの無観客での開催を強調したい。大会の観戦にはライブ配信が最も安全で、世界トップのサーフィンをご覧いただけるには最善の方法だ。

ここで世界一のサーフィンが開催できることを可能にしてくれているハワイ州、コールドウェル市長の事務所、保健局の役員、フィルム・コミッション、そして何よりローカル・コミュニティーに感謝したい。

加えて、マウイプロの残るヒートをここパイプラインで消化できることを可能にしたのもこの同じコミュニティーである。パイプで女子のCTを行うのは初めてのことで、最近通った法案10を応援する団体としてハワイのサーフィンにおいて、よりジェンダーに公平になることを期待している。

ここに戻るための道のりは長かった。

この大変なご時世の中、住民や関係者の健康に最大の注意を払い、ここハワイでCTシーズンの開幕戦を無事終えられることを期待している。

今年のCTは男子、女子共に優れた選手が集まり、シーズンを通してどんなサーフィンを見せてくれるのか楽しみで仕方がない。私と共に、健康と安全を最優先して、ぜひ家で大会を観戦してください。

再びありがとう、そして選手の幸運を祈る。戻ったぞ。

WSLのCEO
エリック・ローガン


ノースショアは現地17日からダブルオーバーの北北西のうねりが入る予報で、早ければ日本時間の18日早朝からエリミネーション・ラウンドが再会する見込みだ。

ケン・ロウズ

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。