優勝したグラント・ベーカー PHOTO: © WSL/Masurel

WSL・BWT 『Nazaré Challenge』が最大40ftのポルトガル・ナザレで開催!

大西洋に面するポルトガル、サーフィン可能な最も大きな波になることで近年注目されているナザレ。

最近ではマヤ・ガベイラがギネス世界記録を達成するなど話題も多い。

このナザレはWSLのBWT(ビッグウェーブツアー)でも舞台に選ばれ、3シーズン目になる。
最小でも25ftという厳しい条件が揃わないと開催されないBWTのイベントの中でもコンスタントに行われているのがナザレのクオリティの高さを証明している。

今年は4日後の開催を告げるイエローアラートから現地時間11月14日にグリーンアラートが発令。2日後の11月16日に『Nazaré Challenge』が最大で40ftのセットが入る巨大な波で24名の選手が争い、南アフリカ出身のベテラン、グラント・ベーカーがBWTで4度目の優勝を決めた。

「妻と生まれたばかりの子供と共にナザレで信じられないほど素晴らしい6週間を過ごし、毎日サーフィンしたよ。この場所、この波が大好きなんだ。ファイナルで自分の元に来た波…長い間、待っていたあの波に乗り、完璧な1日になった」
グラント・ベーカー

表彰台
PHOTO: © WSL/Poullenot

ツイッギーの愛称を持つグラント・ベーカーは45歳。
2013年、2016年のBWTチャンピオンでもある。
BWTは波のサイズでグレードが変わり、今回は2番目のシルバー。11,000ポイントを獲得してカレントリーダーの座を手に入れた。

2018/2019シーズンのBWTは2018年10月1日〜2019年3月31日がウェイティングピリオドで、カリフォルニア・ハーフムーンベイ、マーヴェリックスの『Mavericks Challenge』、マウイ島・ジョーズの『Pe’ahi Challenge』と2イベント残っている。

「今日は本当にコンテストに適した波、パドリングでのナザレのサーフィンがどれだけ良いかをみんなが見られると凄い期待していた。もっと大きな波でのトーインサーフィンは知られているよね。でも、今日観戦した20ftの波での彼らのサーフィン、それはハワイアンスケールでバレルもあり、素晴らしかった」
BWTコミッショナー、マイク・パーソンズ

パーフェクト10をマークしたナチョ・ゴンザレス
PHOTO: © WSL/Poullenot

ツイッギーの優勝の裏で活躍した二人の若きビッグウェーバー。
SFでイベント唯一のパーフェクト10をマークしたナチョ・ゴンザレスはスペイン・バクス州の23歳。
QSもフォローしている彼だが、ランキングは3桁続き。
ナザレの巨大なバレルをメイクする姿を見る限り、ビッグウェーブの世界の方が合っているようだ。

「今日は今まで見たナザレのベストさ。人生最高の波だったね。何千人もの観客の前であの波に乗り、家族や友人にも囲まれていた。本当に夢のような1日だったよ」
ナチョ・ゴンザレス

2011年に78ftのナザレの波に乗り、ギネス世界記録を出した(現在はブラジリアンのロドリゴ・コウシャによる80ftが世界記録)ギャレット・マクナマラは、ナチョが乗った波をナザレで見た最高のライディングだったと評価している。

ディフェンディングチャンピオンのチャンボは2位
PHOTO: © WSL/Masurel

ファイナルでツイッギーに逆転されるまで主導権を握っていたブラジリアンのチャンボことルーカス・チアンカは昨シーズンのチャンピオン。
今回も若さを活かしてチャージを繰り返し、バレルまでメイクしてイベントを盛り上げていた。

「トーインだろうが、パドルだろうが自分はいつもバレルになる波を探している。今日のバレルは人生最大の一つだよ。タイトルを保持したかった。今日は惜しかったけど、まだ興奮している。これが夢であるワールドチャンピオンの始まりさ」
ルーカス・チアンカ

ワールドツアーやトリプルクラウンとも違う独特のツアー、BWT。
マーヴェリックス、ジョーズの開催が待ち遠しい。

『Nazaré Challenge』
1位 グラント・ベーカー(ZAF)
2位 ルーカス・チアンカ(BRA)
3位 ナチョ・ゴンザレス(EUK)
4位 アレックス・ボテロ(PRT)
5位 ジョアン・デ・マセド(PRT)
6位 ラッセル・ビルケ(AUS)

WSL公式サイト

(空海)

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