『O`NEILL WAVE OF THE WINTER』ノースショア当たり年 2020年12月の11選

2018/2019シーズン、松岡慧斗が日本人初の優勝という快挙を成し遂げたオアフ島・ノースショアを舞台とした映像形式のコンテスト、『O`NEILL WAVE OF THE WINTER』が今シーズンもスタート!

このコンテストでは通常毎月トップ5を選出しているが、2020年12月のノースショアは波のクオリティが例年以上であり、シェーン・ドリアンを初めとしたジャッジもトップ5まで絞り込めず、12月は11本の映像が選出されている。

Surflineによると北太平洋上で低気圧の動きが活発になる12月はパイプラインが最も良くなる月の一つであり、パイプラインに理想的な北西ウネリをもたらすそうだ。

「12月の波は最高だったね。エピックではないけど、良い日が数日あって、良いライディングが多くあった。一番印象に残っているのは、グリフィン・コランピント。彼はこの冬で誰よりも多く、アウトに出ているよ。彼の自信と献身を見るのが好きだね。現時点の全てのエントリーで、私はグリフィンに一票入れるよ。とはいえ、まだまだ時間はある。パイプラインが本領発揮する時期に入ってきた。今のところは、グリフィンの2本のライディングが最高だけどね」
シェーン・ドリアン

シェーン・ドリアン以外にもジャッジのパンチョ・サリヴァンがグリフィンのライディングを印象的と話している。
その他、ジョン・ジョンの弟、デジタル化したトリプルクラウンでカレントリーダーにもなっているネイザン・フローレンスのバックドアも推薦している。

もう一人のジャッジでノースショアでは圧倒的な存在感を誇るショーン・ブライリーもグリフィンのライディングを絶賛。
その他、ジョン・ジョン・フローレンス、JOBことジェイミー・オブライエン、カラニ・チャップマン、コア・ロスマン、メイソン・ホーとローカルの活躍を評価している。

ヘッドジャッジ ジェリー・ロペスの声明

今回の12月はこの数年より大分良い感じで、西ウネリに海面も良かった。ここ2〜3年はシーズンが後半にシフトして12月は低気圧が近過ぎたり、前線が通過したり、気温が低く、ウネリや風が北過ぎたりしていたんだ。
しかし、今回の12月は通常の傾向に戻り、冬の始まりを感じさせる動きだった。

WOTWを獲得するためには常に適切な場所に適切なタイミングでいることが重要。
それが一日中波が良い時ならずっと海にいるのが必要なのかもしれないね。パイプラインのために生きている人の多くはそうしているだろうよ。
その特別な波がラインナップの中に訪れる瞬間、誰がその波に乗るのか?それは運なのか、運命なのか?

パイプラインのラインナップは常に満員で、そこに割り込むのは難しいことさ。
コラピントは凄い献身的だし、レオナルド・フィオラヴァンティは調子が良さそう。ブラジリアンは能力が高く、集中力がある。コナー・コフィンも上手くやっているよね。

これまでのところ、ジョン・ジョン、JOB、コア・ロスマン、カラニ・チャップマン、モニーツ兄弟、ビリー・ケンパー、ネイザン・フローレンスが堅実に人気を集めている。
しかし、フライン・ノヴァック、エラ・スチュワート、マカナ・パングなどが簡単に奪い去る可能性もある。
私は現時点でメイソン・ホーに賭けるよ。
だって、彼が一番楽しそうだから。

『O`NEILL WAVE OF THE WINTER』公式サイトでは12月のトップ11が全て公開されている。
あなたの一票はどの映像?

『O`NEILL WAVE OF THE WINTER』公式サイト:https://www.surfline.com/contests/wave-of-the-winter/north-shore/2020-2021

(空海)

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