現地時間3月4日、オーストラリアのフィリップアイランド、ケープウーラマイで開催されていたQS4,000『Phillip Island Pro』が終了。
QSのアジアとオーストラリア/オセアニアリージョナルの2026年CS出場権をかけての最後のイベントのため、注目度も高かった。
前日に入ったヘッドオーバーサイズのウネリがまとまり、公式3-5ftレンジ。
コンテストには十分なコンディションに恵まれたファイナルデーだった。
松岡亜音が2位でCS出場権も獲得

PHOTO: © WSL/Aaron Hughes
ウィメンズサイドは脇田紗良、池田美来、松岡亜音の3名がファイナルデーに残り、松岡亜音がファイナル進出。
NSW州のサウスコースト出身、15歳のルーシー・ダラーとのグーフィーフッター同士のヒートになった。
風の影響が強まってきたファイナル。
両選手共に最初の10分は苦戦したが、ルーシーがインサイドで6.25を出し、5.50のバックアップスコアを重ねてリード。後半には松岡亜音が追い上げたが、5ポイント止まりでルーシーがシーズン3度目の優勝を決めた。


PHOTO: © WSL/Aaron Hughes

「CSはとても楽しみよ。正直、海では必死に生き残ろうとヒート中はずっとパドルしていたわ。なかなか波に乗れなかったけど、最終的に数本乗ることができた。インサイドのリップボウルを狙う計画だった。もっとアウトに行こうと思ったけど、狙ったセクションがインサイドに移動したような感じだったので、結局移動したわ」
15歳のルーシーは本格的にQSを回った今年に大成功を収めた。
ニアスと台湾のQS6,000で優勝してカレントリーダーの座を手に入れ、今回の優勝で遂にリージョナルのチャンピオンが確定した。
ウィメンズは両リージョナルのランキングが変わらず、アジアは中塩佳那、松岡亜音、野中美波の3名がCS出場権を獲得。
脇田紗良はSFを勝ち上がれば逆転のチャンスがあったものの、残念ながら逃してしまった。
メンズはブロンソン・メイディ、小林桂、ディラン・ウィルコクセン、クトゥ・アグース、伊東李安琉の5名がCS出場権を獲得している。
メンズ、ウィメンズ共にワイルドカード1枠は未定。






PHOTO: © WSL/Aaron Hughes

PHOTO: © WSL/Aaron Hughes
アリスター・レジナートがキャリア最大の勝利

メンズサイドはサンシャインコースト出身の25歳、アリスター・レジナートが2度目のQS優勝、キャリア最大の勝利を手に入れ、CSランキング6位に浮上してCS出場権も獲得した。
「かなり興奮しているし、CSに戻って、また、仲間たち全員と一緒に他の連中に食らいつくのが楽しみだよ。ここの波は地元とかなり似ている。通常はサンシャインコーストよりもフィリップアイランドの方が4フィートほど大きいね。波に乗れるのはリップボウルになっている時だけなので、本当に地元にいるような気分だった。ボードショーツではないという点を除いてね。タリー・ワイリーが良い波を狙っているのは分かっていた。彼が一本乗ってワイプアウトしたのも見たよ。ハイタイドにアウトのバンクでやるのは、かなり難しかった。彼がもう一本波に乗れなかったことに、ただただホッとしたよ」



PHOTO: © WSL/Aaron Hughes
同じ25歳のタリー・ワイリーとのファイナルは、5ポイントを2本重ねたアリスターがポテンシャルがある波に乗れなかったタリーをコンビネーションに抑えていた。
残り7分、タリーはファイナルのハイスコアとなる7.00を出し、ニード3.75まで追い上げるが、逆転には届かなかった。
タリーは2022年に優勝、昨年は2位とフィリップアイランドと相性が良い選手でもあった。
2026/2027のCSシーズンは7月の南アフリカから開幕する。
なお、2025/2026のCSシーズン、最終戦は3月9日〜15日にオーストラリアのニューキャッスルで開催される。
『Phillip Island Pro』結果
1位 アリスター・レジナート(AUS)
2位 タリー・ワイリー(AUS)
3位 ハーレー・ウォルターズ(AUS)、マーロン・ハリソン(AUS)
5位 ザビエル・ハクスタブル(AUS)、トーマス・カルバリョ(AUS)、ジャーヴィス・アール(AUS)、デイン・ヘンリー(AUS)
ウィメンズ
1位 ルーシー・ダラー(AUS)
2位 松岡亜音(JPN)
3位 脇田紗良(JPN)、池田美来(JPN)
5位 ソフィー・フレッチャー(AUS)、チャーリー・ヘイトリー(AUS)、ジギー・アロハ・マッケンジー(AUS)、ルビー・トゥルー(AUS)
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/


(黒本人志)














