予想天気図(10月4日21時の予想)

週末はどこに波がある?TSN週間波予想(10月3日)

先週は長い間迷走していた台風19号からの東よりのウネリで今夏一番の波に恵まれた場所もあった。
この台風は9月29日にアリューシャンの南で温帯低気圧に変わった模様。

現在発生中の台風21号はフィリピンの東から大陸へと反れる予想。
週末にフィリピンの東に発生する予想の熱帯低気圧はまだ進路が定まらないが、10月は過去7個も発生した記録があり、まだ海水温が高いことから台風が発生しやすい状態が続くとされている。

関東は千葉が比較的遊べそう

今週末は高気圧の中心が北日本の東海上から東へ遠ざかる一方、日曜は弱い低気圧が日本海を移動する予想。
また、低気圧(熱帯低気圧)が日本の南海上を移動する模様。

関東。
まず湘南は4日の土曜が北風。
南東ウネリの反応が少し良くなる程度で基本的にはスモールコンディションが予想される。
オフショアが持続する見込みなので、ロングや浮力があるボードなら遊べそう。

5日の日曜は北風、日中は南よりの風が入りやすくなる見込み。
後半は南東ウネリの反応が良くなる可能性があるが、大きな変化は期待できない。
ロングや浮力があるボードで早めの行動が良さそう。

千葉は土曜が北東風、日中は北〜北西風。
高気圧からの吹き出しによる東ウネリの反応が良くなり、風が合う場所は遊べそう。

日曜は北風、日中は東よりの風。
東ウネリの反応が更に良くなる可能性があるが、風を考慮すると早めに北風をかわす場所へ向かいたい。

茨城は土曜が東風、日中は不安定になる見込み。
風波や高気圧からの吹き出しによる東ウネリに反応する可能性がある。
風の影響が目立ちそうだが、日中は不安定ながら西よりの風に変わる予想も出ているので、チェックはしておきたい。

日曜は東〜北東風、日中は南東風が入りやすくなる見込み。
高気圧からの吹き出しによる南東ウネリの反応が良くなる可能性があるが、朝から風の影響が目立ちそう。

なお、関東の水温は湘南、千葉、茨城で24℃とまだ高いですが、気温が下がっているため、特に風が強い日はロンスプがジャストになっています。

西日本は大きな変化がありそう

西日本は土曜をピークに東よりの風が強まる見込み。
大きくサイズアップする可能性があるが、コンディション的には期待できない。
少しでも風の影響を軽減できる場所へ向かうのが無難でしょう。

宮崎に関しては土曜が西よりの風、日中は南よりの風。
大きなサイズ変化は期待できないものの、東ウネリが続きそう。
風を考慮すると早めに行動したい。

日曜は西よりの風、日中は東よりの風。
東ウネリが続きそうだが、この日も風を考慮すると早めに行動したい。

日本海は多少変化が出る可能性あり

日本海は土曜が南東風、近畿、山陰は南西風がやや強まる見込み。
近畿、山陰は風波でサイズアップする可能性があるが、大きな変化は期待できない。
東北、北陸は穏やかなコンディションが続きそう。

日曜は北陸で南西風、近畿、山陰は北〜北西風がやや強まる見込み。
風波でサイズアップする可能性があるが、大きな変化は期待できない。
東北は風が弱く、穏やかなコンディションが続きそう。

週間天気図 10/5(日) 21時/提供:BCM

(THE SURF NEWS編集部)

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