ウェイティングピリオド後半に10ftクラスのウネリが入る予想のCT第8戦『Fiji Pro』
クライマックスに向けてヒートを進めるため、現地時間8月31日は難しいコンディションでも再開を余儀なくされた。
公式3-5ftレンジのクラウドブレイクらしくない波でウィメンズのR2の残り4ヒートが進行。
ハイシードの4名の内、3名が敗退する波乱の1日になった。
なお、翌日9月1日はレイデイが決定。
ネクストコールは現地時間9月2日朝7時(日本時間の同日朝4時)で35分後にスタート予定。

イエロージャージのガビーがルーキーに敗退

PHOTO: © WSL/Cait Miers
この日一番の番狂わせはオープニングヒートのガブリエラ・ブライヤン(HAW)とヨランダ・ホプキンス(POR)のカード。
ガビーことガブリエラはニュージーランド戦を除く全てのイベントでイエロージャージを着ているが、タヒチ、フィジーと2戦連続でR2敗退に…。
今シーズンの両者の対戦は3度目。
ターンオンリーのミドルスコア勝負の中、ヨランダは5.00と4.67を出してヒートをリード。ガビーは後半に6.00を返すが、バックアップスコアが足らず。
ヨランダはマーガレットリバー、エルサルバドルでのリベンジを果たすことに成功し、ライブランキングでは3つ順位を上げてアナット・レリオール(ISR)を上回り、ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得に近づいた。

PHOTO: © WSL/Aaron Hughes
「厳しい戦いになることは分かっていたし、難しいコンディションだったわ。素晴らしい波が何本か来ているけれど、潮の満ち引きによってアウトサイドのピークからインサイドのボウルへと波の位置が移り変わり続けていた。とにかく自分のリズムを保ち、楽しもうと心がけたの。なんだかすべてが良い方向に向かっている感じがしたから、頭を空っぽにしようとしただけよ。次は炸裂するバレルなら良いわね。今年のスケジュールが出た時から、ここやタヒチのようなビッグバレルのあるイベントが自分にとって勝負の大会になるって言っていたの。こういう大会に備えて練習とトレーニングにしっかりと時間を投資してきたし、そのためにCSの大会にも出なかったから、今のところそれが功を奏している感じ。今はただこの状況を全力で楽しんでいるところで、もっと先まで勝ち進みたい。もちろんこの大会で優勝したいと思っているわ」
ガビーの早期敗退とランキング2位〜5位までの選手も早期敗退。
更に6位のケイトリン・シマーズ(USA)が怪我で欠場しているため、まだイベントに残っているカリッサ・ムーア(HAW)がイエロージャージを引き継ぐことになりそう。

ワールドチャンピオンのモリーも姿を消す

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次ヒートのイザベラ・ニコルス(AUS)とルーキーのナディア・エロスタルベ(ESP)のカードはイザベラが勝利。
H7のモリー・ピックラム(AUS)とブリッサ・ヘネシー(CRI)は、5ポイント台がハイスコアのスローヒートになり、ブリッサが勝利した。
モリーは最後に逆転の可能性があったものの、テイクオフの前に終了ホーンが鳴ったため、カウントされなかった。
昨年、破竹の勢いで初のワールドタイトルを獲得したモリーだが、今シーズンはここまで優勝がなく、QF進出がアベレージになっている。


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「かなり泥臭いヒートだったわ。極上のコンディションで戦えたら良かったのにね。モリ―は、強大で容赦なく勇気あるクレイジーなスピリットで私をすごく刺激してくれたから、彼女と真っ向勝負をしたかったの。彼女を友達と呼べることに本当に感謝している。今年は私にとって本当に、本当に厳しい1年。色々な意味で自分を信じる気持ちが試されたけれど、ドン底にいる時に自分を信じる練習をするのも、なんだか悪くないと感じている。12歳の頃からここに来てナモツ島に滞在しているから、ここのエネルギーをすごく感じているの。クラウドブレイクには、様々な形で人を謙虚にさせたり、力づけたりする力がある。今回はリーフの奥へ移動しろっていう直感があって、自分の直感に素直に従おうと努めたの。ナモツでのサポートや、故郷の家族、そして今年本当に愛を注いでくれたみんなに感謝しているわ。今週はもっと自由に、もっと自分の心と直感に耳を澄ませたいと思っている」
人生の多くの時間をフィジーで過ごしているブリッサ。
今シーズン初のQF進出を果たし、予想通りのサイズアップがあれば更に勝ち上がる可能性も十分にある。

PHOTO: © WSL/Aaron Hughes

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久々にQF進出を果たしたハイシードのレイキー

PHOTO: © WSL/Cait Miers
この日、唯一勝ち上がったハイシードのレイキー・ピーターソン(USA)は、ゴールドコーストでの第3戦以来のQF進出。
未だR2を一度も突破していないルーキーのフランシスカ・ヴェセルコ(POR)を相手にプライオリティを上手く利用して6.60と6.50を重ねて圧勝。
フランシスカは残り7分でワイプアウトしてしまい、プライオリティをレイキーに渡してしまった。このミスがベテランのレイキーにとって追い風となった一方、フランシスカには課題が残るヒートだった。
「ウェブキャストで『トップシードがみんな負けている』って言っているのが聞こえたの。私は少しジンクスを気にするタイプだから、それに囚われないようにしたわ。頭の中から追い払って、とにかく波に乗ってリズムを掴もうとした。前のヒートの選手の多くが20分も待った挙句、すぐに良いライディングができていないのを見たから、それを避けて勢いをつけたかったの。だからすごく嬉しかった。海の波のリズムも私に味方してくれているように感じたわ。それは常に助けになるし、楽しい波をいくつか見つけることができた」


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WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
2026 Fiji Pro Presented by Corona Cero Women’s Round 2 Results:
HEAT 1: Carissa Moore (HAW) 12.13 DEF. Sally Fitzgibbons (AUS) 11.50
HEAT 2: Bettylou Sakura Johnson (HAW) 14.60 DEF. Luana Silva (BRA) 9.00
HEAT 3: Vahine Fierro (FRA) 11.67 DEF. Sawyer Lindblad (USA) 10.43
HEAT 4: Erin Brooks (CAN) 10.83 DEF. Caroline Marks (USA) 6.00
HEAT 5: Yolanda Hopkins (POR) 10.17 DEF. Gabriela Bryan (HAW) 9.93
HEAT 6: Isabella Nichols (AUS) 11.60 DEF. Nadia Erostarbe (ESP) 8.93
HEAT 7: Brisa Hennessy (CRC) 8.57 DEF. Molly Picklum (AUS) 5.67
HEAT 8: Lakey Peterson (USA) 13.10 DEF. Francisca Veselko (POR) 8.04
2026 Fiji Pro Presented by Corona Cero Women’s Quarterfinal Matchups:
HEAT 1: Carissa Moore (HAW) vs. Bettylou Sakura Johnson (HAW)
HEAT 2: Vahine Fierro (FRA) vs. Erin Brooks (CAN)
HEAT 3: Yolanda Hopkins (POR) vs. Isabella Nichols (AUS)
HEAT 4: Brisa Hennessy (CRC) vs. Lakey Peterson (USA)
2026 Fiji Pro Presented by Corona Cero Men’s Round 3 Matchups:
HEAT 1: Seth Moniz (HAW) vs. Cole Houshmand (USA)
HEAT 2: Yago Dora (BRA) vs. Kanoa Igarashi (JPN)
HEAT 3: Morgan Cibilic (AUS) vs. Leonardo Fioravanti (ITA)
HEAT 4: Callum Robson (AUS) vs. Jake Marshall (USA)
HEAT 5: Italo Ferreira (BRA) vs. Connor O’Leary (JPN)
HEAT 6: Samuel Pupo (BRA) vs. Griffin Colapinto (USA)
HEAT 7: Miguel Pupo (BRA) vs. Kauli Vaast (FRA)
HEAT 8: Barron Mamiya (HAW) vs. Gabriel Medina (BRA)
(黒本人志)























