初日の来場者数は1200人と盛況。 Photo: THE SURF NEWS

サーフボードカルチャーの祭典『ボードルームショージャパン2019』初日

5月17日(金)、日本初開催となるサーフボードカルチャーの祭典『ボードルームショージャパン2019』が開幕した。

サーフィンの歴史を作ってきたハンドシェイプ・カスタムサーフボードのカルチャーを紹介する「THE BOARDROOM SHOW」。これまでにカリフォルニアやフロリダで計16回開催され、つい2週間ほど前にもカリフォルニア・デルマーで開催された本イベントは今年で12年目を迎える。

記念すべき日本での開催初日は、マイク・ウォルター(Channel Islands Surfboards)、植田義則(YU surfboards)、ジョシュ・ホール(Josh Hall Surfboards)、スケルトンシェイプルームでのライブシェイプを実施。

また、カリフォルニアの「THE BOARDROOM SHOW」のシェイプコンテストで活躍したウェイン・リッチ、リッキー・キャロル、クリス・クリステンソンの3人 による、ホストシェイパーデモンストレーションも行われた。

植田義則氏のライブシェイプが始まると120人以上がシェイプルームを取り囲んだ。
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ウェイン・リッチ、リッキー・キャロル、クリス・クリステンソンが1つのサーフボードをシェイプ
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デイブ・カラマとオースティン・カラマが話題のフォイルサーフィンを語るークショー「フォイルナウ」
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ミック・ファニングが世界のサーフボードをテストライドしNo.1ボードを決める。ショートムービー『スタブインザダーク』の上映会も開催された。
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イベント担当者は、「サーフィンはサーフボードなくしてできません。一般サーファーにとって、サーフボードがどのように出来上がっているのか?を目にする機会はあまりないと思いますが、このイベントでサーフィンのルーツであるサーフボードが出来上がる瞬間に立ち会ってほしいです。」とコメント。

シェイピングの詳しい知識がなくとも、サーフボードがどのように造られていくのか、それぞれのシェイパーがどのような拘りをもって削っているのかを目の当たりにすることで、自分の板との関わり方もまたひとつ深くなるはず。
平日開催の本日はサーフィン業界関係者の来場が多かった印象だが、シェイパー、シェイピングと日常的な関わりがあまりない一般サーファーの方々にも是非来場頂きたいイベントともいえる。

明日は、メインイベントとなるシェイピングコンテストが開催される予定。
日本のトップシェイパー植田義則、小川昌男、徳田昌久の3名がそれぞれ90分の持ち時間でサーフボードをシェイプし、そのボードフォルムの美しさを競い合う。
コンテストのお題は当日am10時に発表され、シェイプの順番はくじ引きで決定。お時間のある方はぜひ会場で、その空気感を体感してほしい。

チャンネル・アイランドのブースではライダーによるサイン会を実施
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sharpeyeのブースにはフィリッペ・トレド、五十嵐カノア、村上舜のボードが並ぶ
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各ブースではボードを直接購入できるメーカーも。クリステンソンは初日だけで数十名の方がボードを購入
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ライブシェイプで多くの観客を集めた、レジェンド植田義則氏。明日はシェイピングコンテストにも参加
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チャンネル・アイランドのブースにて
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高貫佑麻&吉川広夏 Photo: THE SURF NEWS
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ザ・ボードルームショー・ジャパン2019 開催概要

イベント名:THE BOARDROOM SHOW JAPAN 2019
日時:2019年5月17日(金) 10:00~18:00/18日(土)10:00~17:00
会場:東京流通センター 第一展示場 Aホール
住所:〒143-0006 東京都大田区平和島6-1-1
入場:無料
主催:株式会社エイ出版社
後援:Scott William Bass Inc. (THE BOARDROOM SHOW) ※他予定
協力:Surf in MUSIC実行委員会、WSL Japan ※他予定
公式HP:https://japan.boardroomshow.com 

■US BLANKS Presentsシェイピングコンテスト 参加シェイパー
植田義則(YOSHINORI UEDA / Y.U SURFBOARDS)
小川昌男(MASAO OGAWA / OGM SURFBOARDS)
徳田昌久(MASAHISA TOKUDA / HARLEM SURFBOARDS)  

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