ジョン・ジョン・フローレンス Photo by snowy

大物が続々敗退。ミック劇場は引き続き開演中、鳥肌ドラマあるかも

なんか、大物続々敗退で、妙な感じになってるベルズ。
朝7時前にはスタートした超早出のジョンジョンヒート。

ジョン様いくら何でも待ちすぎだわよね。30分ヒートで15分待っちゃったら、こんなにセットの間が長いコンディションじゃどうにもならない負けパターン。後半確実にポイントが必要だからちょっと無理なアプローチもするし、その上ミスは絶対に許されないし。そういう状況になるとまたプレッシャーもかかってミスも出るという悪循環。基本試合は待っちゃダメ、というベーシックなセオリーの悪い例って感じのヒート運びだったかな。逆にイズキール・ラウのほうは、とにかく全力で思い切ってやるしかない、的な感じで、それがうまく回って楽な展開。う~ん、2年連続ワールドチャンプ、3年目序盤2試合25位、13位スタート。もう取りこぼしできないね。

フレデリコ・モライス PHOTO: ©WSL / Sloane

続いて個人的に描いていた涙涙のドラマの準主役、パーコちゃんもフレデリコ・モライスにやられた。波選び難しいっちゃ難しかったけど、いいスコアが出てたのはセットじゃなくてちょっと小さめの、でも張ってくるポケットのしっかりある波。でも入ってきたときによく見えるのはサイズがあって、クリーンな波。でもこれがけっこうショルダーなくて、カットバックカットバックになっちゃうトリッキーな波で、パーコちゃんそっちにハマってたと思う。
続いてスーザも、そしてフィリッペも敗退。とにかく今までここでよかった人がどんどん負けてく感じ。というか、ゴールドコーストからの傾向として、昨年までハイポイントついてた人に点が付かない、みたいな。ジャッジ変わって、好み変わったんですよアピール? ? よくわからん。
とにかく、ミックにとって高い壁になりそうなところはあらかた片付いた感じ。

ウィンキーポップ Photo by THE SURF NEWS

ラウンド3が終わった時点でウインキーへ移動。天気も悪いし、波もイマイチだし、筋肉痛覚悟でウインキーに行くに値するかどうかを天秤にかけて、いさぎよく階段の上から撮影、観戦(笑)。

ミック・ファニング Photo by snowy

ミック・ファニング Photo by snowy

ミック、だいぶ危うかったけど、何とかクオーターへ。クオーターではオウエン・ライトと当たる。ここ、越えちゃえば鳥肌ドラマ来るかも。ミック劇場引き続き開演中。ひたひたと来てるのはガブ。なんか行きそうなのはガダスカス、ジーク、イタロ。

ステファニー・ギルモア PHOTO: ©WSL / Cestari

女子はシルバナ、ステフ、裏行くとタチアナ、キャロライン・マークス。個人的にはルーキーのキャロラインにちょっと点高いかな、と思う。まぁ、勢いがあるってこういうことだけど、16歳ルーキー、初戦5位、2戦目3位以上確定って、ものすごい衝撃のデビュー。デビュー2試合目にしていきなりポイントリーダー? ? セミのキャロライン対ステフ、勝ったほうが次戦のゴールデンジャージーってことになると思う。

明日一度波はサイズダウンするけど、木曜日によくなりそうなので、男女合わせて残り10ヒート、明後日かなぁ。ま、できそうなら明日やっちゃうだろうけど。

朝一ヒートだったジョンジョンとジークのヒート序盤、ポジションの取り合いで接触、ジークがわざとジョンジョンの板の上を横切るようにパドルして最初の波を取ったわけだけど、ま、それ自体はルール違反ではないので、罰則はないけど、どうなの? みたいな問題。まぁ、それに動揺してジョンジョンのペースが乱れたのは確か。
ポッツは「俺らのころはそんなのいくらでもあったよ。先にやるかやられるか、ぐらいなことでさ」と笑ってたけど、最近そういうダーティなハッスルあまり見ないしね。
ジョンジョンはきれいなやり方じゃないけど、コンペティションだからしょうがないさ。次は僕もやろうと思う、みたいなコメント。lameという言葉を使ってたけど、侮辱的に使われる言葉で、だいぶ抑えてはいたけどうちに秘める怒りが出てた感じ。
ま、ぶっちゃけ心の中は、汚い手使いやがって、ってところだろうな、と思う。公には言えないだろうけど。
ま、試合なんで、ルール違反でなければ何をやってもいいわけだし、そういう挑発に引っかかるほうが悪いんだけどね。
こういう経験を経て、ジョンジョンも大人になっていくのね(笑)。ジーク、ヒール路線入っちゃった感じ?

F+編集長つのだゆき

COVER PHOTO: イズキール・ラウに敗退し肩をうなだれるジョン・ジョン・フローレンス ©snowy

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