Photo: Swilly

サーフィンを題材にした授業がオーストラリアの大学でスタート

文系の大学生経験のある方なら分かると思いますが、科目選びの時に楽しそうな授業を選ぶと言うより、いかに簡単に単位を取れる授業を選んだ経験はありませんか!?

でも、もしもサーフィン関係の科目があって単位が取れるならば。
そんな授業がサーフィン大国オーストラリアで始まるそうです。

地理学の一環としてサーフィンをテーマにした科目をスタートさせるのは、クイーンズランド州にあるサンシャインコースト大学(USC)。ジュリアン・ウィルソンのホームですね。

授業と言うことで学習する主な内容は、「波の特徴」と「観光業へのインパクト」の2つ。

「波の特徴」についてはドローンやGPSを活用し、サンシャインコーストを代表するヌーサヘッズの波などを測定する予定とのこと。

「観光業へのインパクト」についてはサーフィン観光客によるローカルへの経済効果について調査するそうです。

オーストラリアでは唯一、世界でもわずかという今回の「サーフィン地理学」という科目を担当するハビエル・レオン教授は、以下のコメントを寄せています。

同コースのポイントは、ヌーサというユニークなサーフィンカルチャー、コミュニティ、環境の繋がりに目を向けることなんだ。

コース終了時には、何でヌーサの波が素晴らしいのか理論的に説明できるようになるし、サーフィン観光客の動向や経済的側面についても学ぶことになる。

その他には、台頭しているウェイブプール技術について学んだり、オリンピックスポーツにサーフィンが選ばれたことでどのようなインパクトが考えられるのか議論できたらと思っている。

同コースがスタートするのは、夏休み、そしてオーストラリアでは新学期となる2月の2019年セメスター1とのことです。

参照記事:「New ‘surfonomics’ subject set to make waves

World Surf Movies

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