プロサーファーをはじめとする “海のスペシャリスト” たちが、地域団体や企業らと協力し、子供たちへ「楽しみながら海を学ぶ」機会を提供する、海の学校(通称:ウミガク)は2025年も全国各地で開催中。
今年も6月の和歌山県磯の浦を皮切りに、宮﨑県青島海岸、神奈川県平塚市と続き、7月は和歌山県那智勝浦町、神奈川県三浦郡葉山町、すでに5会場で開催された。
2025年の開催は残すところ3会場。次回は7月27日(日)に宮城県深沼海岸を予定しており、9月に伊豆、10月には湘南鵠沼で開催予定。
9月の伊豆会場は、大野修聖プロがプロデュースするビーチイベント「FunTheMental(ファンザメンタル)との合同開催を予定。詳細は “ウミガク” の公式ホームページをチェックして欲しい。
「海の学校」公式ホームページ
https://umigaku.jp/

6月14日(土) 海の学校in磯の浦

2025年の第1回目、通算では11回目となる「ウミガク」は6月14日(土)に磯の浦のヒザ〜モモ前後の穏やかなコンディションで開催。
参加者は子供92名、保護者57名。
和歌山県サーフィン連盟、和歌山県議会議員、女優の三船美佳さん、プロサーファーであり、ウミガク校長の堀口真平。その他、プロサーファー、ソウルサーファー、ボランディアスタッフなど総勢50名による協力で行われた。
当日は救急救命士のソウルサーファー増田洋士氏による心肺蘇生法やAEDの講習などの授業で命の大切さ、守れる強さを子供達に伝えていた。





6月22日(日) 海の学校in宮崎

2025年の第2回目となる「ウミガク」は6月22日(日)に宮崎の青島海岸で開催。
当日は晴れに恵まれ、45名の参加者が集まった。
ウミガク校長の堀口真平、地元プロサーファーの中迫健吾による開会式での説明やメッセージの後、ドローンやジェットボードを使った最新型レスキューの見学、サーフィン体験が行われた。
磯の浦での授業でも見られたように、海では特に天候の急変が事故につながることもあるため、早めの判断で撤収する対応がとられた。
これも自然を相手にした授業の一環として、安全への意識をより高める機会になったと話していた。


6月29日(日) 海の学校in平塚

2025年の第2回目は神奈川県平塚市で6月29日(日)に開催。
すでに真夏のような炎天下で行われた。


7月6日(日) 海の学校in那智勝浦

7月6日(日)に和歌山県那智勝浦町・ブルービーチ那智で開催された今年3回目の海の学校は、「参加者に海の楽しさや恐ろしさ等、色々な事を知ってもらい理解してもらう」という目的で行われ、海の学校とNPO法人nearとの合同開催となった。
開会式では地元でもあるウミガク校長の堀口真平によるイベント内容の説明。
那智勝浦町長でサーファーでもある堀町長の挨拶が行われ、最初に安全講習からスタート。
地元サーファーで那智勝浦消防士の太田氏からのAED説明、心臓マッサージ等、水難事故に適応した講習には子供たちが自ら積極的に参加して実施していた。
サーフィン体験には、プロサーファーがメインスタッフとして参加。
午後は少しレベルアップしたサーフィン体験を行い、最後にビーチクリーンでビーチを綺麗にして閉会式ではプレゼント付きのじゃんけん大会で盛り上がり、海の学校in那智は下校となった。

2025年スケジュール
海の学校、2025年の残りスケジュールは以下。
参加者希望者はHP等で順次募集される予定です。
・7月27日(日)
宮城県深沼海岸
・9月27日(土)
伊豆下田、多々戸ビーチ
★ビーチイベント「ファン・ザ・メンタル」と合同開催
・10月26日(土)
鵠沼サーフビレッジ
「海の学校」公式ホームページ
https://umigaku.jp/
(THE SURF NEWS編集部)