五十嵐カノアの横でマイクを持つミッチェル・サラザールのことをご存知だろうか?
ミッチェルはCTのMCやインタビュアーの中でも新参者で、大柄で愛嬌がある笑顔とユニークなコメントで徐々に仕事の量が増えている。
ISAでもイベントを盛り上げるのには欠かせない人物になっている。
ジョー・ターペル、ストライダー・ヴァシレフスキ、クリス・コートなどマイクを持つ人物はサーフィン界で特別な背景を持っており、それを少しでも知ることでライブ中継も面白さが増すと思う。
彼のことをCTやISAのライブで見て気になっていた方も多いのでは?
CTデビューは2021年
ミッチェル・サラザールはメキシコ出身の31歳。
最初にお伝えしておくと2020年までQSを回っていたサーファーで、優秀なグーフィーフッターでもある。
幼い頃は父子家庭で育ち、子どもの頃に白血病を克服。
カリフォルニア州立大学フラトン校で社会学を学び、マスコミュニケーションの修士課程に進んだ。
同時に母国メキシコからカリフォルニアに移住してQSを回りながら放送関係の仕事を始めるようになった。
放送関係の仕事を始める前は、自分のような恵まれない家庭で育った子供たちのためにソーシャルワーカーをすることも考えたそうだ。
また、家族思いのミッチェルはカリフォルニアに移住した後も定期的に父親がいるメキシコに帰省して家業を手伝っている。
彼のCTデビューは、2021年のメキシコ、バラ・デ・ラ・クルスで開催されたイベント。
幼い頃からの憧れだったメキシコのサーフ界のレジェンド、カレ・カランザと実況中継を行なうという大仕事も成し遂げた。
あれから4年。
英語、スペイン語、ポルトガル語を操る彼はWSLのMCやインタビュアーとして活躍の場が増えている。
イベントのMCやインタビュアーの他にもWSLのポッドキャスト『Lineup』でデイブ・プロダンと共に著名サーファーの魅力を引き出している。
メキシコで野球とバスケットボールをして育った彼は自身の放送スキルを球技にも活かしたいと考えている。
サーフィン界だけではなく、スポーツ界全体で存在感を増していく人物になる可能性を秘めている。
それがミッチェル・サラザールだ。
(黒本人志)