『O`NEILL WAVE OF THE WINTER』 2018年12月トップはカム・リチャーズ!

11月1日から翌年2月28日の期間にオアフ島・ノースショアで撮影されたライディング映像のトップを決める『O`NEILL WAVE OF THE WINTER』

昨シーズンは松岡慧斗が1月、椎葉順が2月のweb投票でトップ。
惜しくも総合優勝は逃したが、日本でも大きな話題になっていた。

今シーズンも2018年11月1日から2019年2月28日の期間で開催。

11月はJAWSのような巨大なアウターリーフにチャージしたイーライ・オルソンがトップを獲得。

ジェリー・ロペス(ヘッドジャッジ)、パンチョ・サリヴァン、シェーン・ドリアン、ショーン・ブライリーの4名により、12月のトップ5が選出され、web投票が開催。
ノミネートされたのは、マーク・ヒーリー、カム・リチャーズ、ベンジ・ブランド、セバスチャン・ズィーツ、ジェイミー・オブライエン。

全て12月前半に入ったビッグスウェルによるパイプラインでの映像。
1月6日深夜に投票は締め切られ、カム・リチャーズが60%、マーク・ヒーリーが30%。この2名が圧倒的な票を集め、カムがトップで賞金US1,000ドル(日本円にして約10万円)を手に入れた。

アメリカ・サウスカロライナ出身の23歳のカムは父親がシェイプした8’0”のサーフボードでその波をメイク。
ビーチから大きな歓声が上がったそうだ。

ベンジ・ブランドは僅か4%の票に留まったものの、ジャッジのシェーン・ドリアンがテイクオフからドロップに繋がる場面を絶賛。
今年から追加された賞金US5,000ドルの『Heaviest Drop』カテゴリーに選ばれる可能性が十分にある。

なお、シーズン最後に決定する『O`NEILL WAVE OF THE WINTER』の総合優勝には賞金US25,000ドル(日本円にして約271万円)が贈られる。


カム・リチャーズ

あの波にテイクオフした瞬間を覚えているよ。
最初の波のように競争に負けたくなかったから、フェイドしたんだ。その後、ボトムから上に向かった時に前がクローズアウトするように見えたけど、潰されないように耐えてもっと前に進むようにトライしたんだ。
’メイクするぞ!’って思いながら乗り続け、小さなセクションからドギードアを抜けたのさ。
大きなサーフボードは難しいけど、レールが入れば有利。一か八かだと思っていたよ。

マーク・ヒーリー

あれは珍しい波だったし、あんな波に乗るのは初めてだった。
正確に伝えると、あのような波を見たことはあるけど、自分で乗ったことはなかった。
波にテイクオフしてからハイラインをキープしていた時、’このままクローズアウトセクションに突っ込む典型的なライドになってしまうのか?と考えたよ。それから波が少し遅くなったから抜けようとトライした。ポンピングを始め、目の前にセクションが現れた。ここからリーフに戻る方法は理解しているし、速度を上げるべきとハイラインをキープしたのさ。バレルセクションを通過した時にメイクするチャンスがあると思ったね。

パイプラインであのような波に乗るチャンスは少ない。
混雑しているラインナップで正確なポジションを取るのは特別なことさ。

ベンジ・ブランド

あの日は本当に大きなウネリが入り、セカンドとサードリーフが割れた日の翌日だった。

次の日にもまだ大きなバレルがあると期待して朝早く目覚めたんだ。一番乗りで海に入ったよ。
数人のボディーボーダーと何本かの良い波に乗ってから、あの一本が入ったのさ。
思い出すと自分がベストなポジションにいたんだ。すぐ前にはルーカス・チュンボがいて彼の番だったから彼に勧めようとしたけど、波がいきなり割れ始め、彼のポジションからは遠過ぎてしまった。もし、彼が乗ったとしてもリップと共に飛ばされてしまうだろうと考え、自分はすぐに動き、波に乗ったんだ。

波は激しく、本当にポジショニングが重要だった。
最高のドロップが決まったと感じたけど、レールが少しフェイスに入り過ぎてしまった。そこから引き寄せて、スピットと一緒に飛び出してきた時はストークしたね。
記憶に残る一本だったよ。

ジェイミー・オブライエン

あの波は乗ろうとした直前にカラニ・チャップマンがパドルし始めてしまったんだ。
カラニが波を逃して自分がテイクオフした場合、インサイドのリーフでダブルアップしてヘビーな波になると思ったね。
凄いレイトドロップになりそうだったので、パドルしながらジャンプする羽目になると考えていたのを覚えているよ。
頭を下げながら前に重心をかけてほぼエアードロップのような感じだった。
ボトムまで降り、そこから良い形で掬い上げられ、バレルにがっぽりと入ってから失速。最後にスピットに吐き出されたのさ。
最高の波に乗れてストークしたよ。
今のところ今冬のベストの波だけど、まだ冬は始まったばかりか…。

セバスチャン・ズィーツ

あの日は西ウネリで完璧なコンディションだった。

朝から何人かが最高のバレルに乗っていたのを見て、人が減ってきたお昼頃にパドルアウトしたのさ。
朝吹いていた風が弱まり始め、少しバックウォッシュがあったけど、逆に波の形が良くなったね。
6’8”と短いサーフボードだったから、波が割れる目の前で待っていたんだ。
もっと長いサーフボードに乗っていたバララム(スタック)はアウトサイドにパドルアウトしていた。
でも、自分の場所が良いと分かっていたので、彼に声をかけたよ。

あれは楽しい波だったね。
凄いハイな気分になってドロップした後、すぐにバックウォッシュにヒットしたんだ。バレルをメイクして吐き出された後、再びハイな気分になった。
あの日は凄い良い波だったし、12月のWOTWにもノミネートされて最高に嬉しいね。

参考記事
O`Neill Wave of the Winter December Top Five

(空海)

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