PHOTO: © WSL/Lawrence

ケリー、松岡慧斗も推薦!?クレイ・マルゾがCTのG-Landイベントのワイルドカードに立候補!

ケリー・スレーター、ジュリアン・ウィルソン、デーン・レイノルズなどと共に「Quiksilver」の黄金期のライダーを務め、フリーサーファーとして名を馳せたクレイ・マルゾ。

基本コンテストには出場しない彼だが、2019年のバリ島・パダンパダンのスペシャルイベント『Rip Curl Cup Padang Padang』ではベンジ・ブランドと素晴らしいバレル勝負の末に2位に入るなど世界最高峰のポイントでのコンテストには興味があり、優勝を狙える実力も持っている。

そんな彼が2022年CTの目玉でもあるG-Landイベントのワイルドカードに立候補した。
自身のInstagramで以下のポストをしている。

「数ヶ月後にG-Landでコンテストを開催するよね。レフトのビッグバレル。そのイベントにワイルドカードとして参加したい。WSLの誰かが僕にワイルドカードを与えてくれないかな?世界のトップとバレルで勝負する準備はできているぜ!」

このポストにケリーが「大賛成だよ。チョープーもね。」 とコメントをしたのを始め、WSLのコメンテーター、ストライダー・ヴァシレフスキ、カラニ・ロブ、セス・モニーツ、トム・キャロル、CJ・ホブグッド、タティアナ、ボブ・ハーレー、松岡慧斗などビッグネームが次々とメッセージを残している。

クレイ・マルゾとは?

クレイは32歳のグーフィーフッター。
カリフォルニア・サンディエゴ出身で現在はマウイ島を拠点としている。
185センチの長身を活かしたダイナミックなエアーとバレルライドが武器だ。

前記の通り、「Quiksilver」の黄金期のライダーを務め、「Young Guns」にも出演。
2008年に公開された彼の半生を描いたサーフムービー「Just Add Water」はヒット作となった。

17歳の時にアスペルガー症候群だったことが判明、2012年には「Quiksilver」を離れたが、彼の自由で天才的なサーフィンを支持する人は多く、フリーサーファーとして世界中を飛び回っている。

直近ではメイソン・ホーをパイプのCT開幕戦に出場させるムーブメントが起こるなどSNS時代ならではのアピールは興味深いし、クレイのようにスター性があるサーファーがCTイベントに参加することは興行的にも期待できるだろう。

G-Landイベントのスポンサーが「Quiksilver」というのも…。

さて、WSLの判断は?

(空海)

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