Image: Stab: We like to surf(YouTube)

ジュリアン・ウィルソンが魅せた!『Stab High Japan』初日

5月24日、25日の週末は全国各地でビッグイベントが重なる。

浜松ではQSとLQSが行われ、横浜では20周年を迎えたGREENROOM FESTIVALが開催。
そして、静波サーフスタジアムでは2回目となる『Stab High Japan』が行われ、世界中からエアリアルのスペシャリストが集まった。

まずは『Stab High Japan』初日の様子をお伝えする。
25日もライブ中継はStabmag公式サイトで行われる。

Stabmag公式サイト
https://stabmag.com/

Day One

今年の『Stab High Japan』は静波サーフスタジアムと同じPerfectSwellを使用したブラジルのサンパウロのプールで開発されたエアーに特化した波、「McFly(マクフライ)」が使用され、昨年の1回目よりもパワーアップしたイベントになった。

メインラウンド

初日のヒートでは、カム・リチャーズ、ヒューイ・ヴォーン、ラスタ・ロブ、デーン・ヘンリー、ティモ・シマーズ(ケイティの弟)、ジュリアン・ウィルソンなどがハイスコアを出していた。

特に『Stab High Japan』では挑戦者となるジュリアンがバーレーヘッズのCTで何度もメイクしていたグラブ系のエアーを成功させ、2位のマット・メオラに大差で勝利してスウェットが必要なほど寒くなった会場を熱狂させていた。

サドンデスラウンド

マイキー・ライトがサドンデスラウンドで奮闘。
綺麗なライン取りからグラブレールのインバーテッド・リーン・リバースで完璧な着地。
50点中の49点とパーフェクトに近いスコアが出た。

また、シェーン・ボーランドとマット・ミオラはサドンデスラウンドで同スコアとなり、サーフオフに持ち込まれた。
フロントサイドのフルローテーションの着地に失敗したショーンに対してマットはメインセクションの前にダブルグラブのチョップホップを決め、勢いに乗ったままインバーテッド・バックサイド・フルローテーションをダブルグラブでメイク。
エアリアル系の技は専門的な言葉が多いので、実際に映像を見て欲しい。

Ladybirds(15歳以下の女子)

Ladybirds(15歳以下の女子)は、レイハニ・ゾリックとパティ・ゾウを筆頭にガールズのハードルを押し上げた。

中国出身の12歳、パティはスノーボーダーとしても有名。1年ぶりのサーフィンでフロントサイド・ストレートエアを決め、43ポイントを獲得。
レイハニはクリーンなアーリーグラブ・フルローテで43ポイント、マリ・アダムは、フロントサイドのストレートフロントサイドグラブで43ポイントを獲得した。

日本の伊波優月はステールフィッシュ・リバースで39ポイントを獲得した。

Bottle Rockets(15歳以下の男子)

Bottle Rockets(15歳以下の男子)は、ロウキー・カレンが巨大なリバース・ステールフィッシュで48ポイントを出してリーダーボードのトップに立った。
さらにアリウープ・ステールフィッシュでもう40ポイントを重ねていた。

日本の枡田雷治は高いストレートエアをメイクして40ポイントを獲得した。

Day One Highlights At Stab High Japan 2025 Presented By Monster Energy

(染谷たかし)

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