WSLが2025年のワールドタイトルを決める『Lexus WSL Finals』の新フォーマットを発表。
従来よりもレギュラーシーズン終了時点でのランキングが重視されるフォーマットに改定された。
なお、2021年から始まったレギュラーシーズンのトップ5による1日限りのタイトルマッチ「WSL Finals」という形は今シーズンで終了。
来シーズンはパイプラインでワールドタイトルが決まる以前の形に戻る。
新フォーマット
今回の変更点はマッチ3の勝者とレギュラーシーズン最終戦終了時点のCTランキング1位のサーファーによるファイナルマッチに限られる。
従来のファイナルマッチは3本勝負で、2本先取した方がワールドタイトルを獲得だったが、改定されたフォーマットではCTランキング1位のサーファーがH1で勝った場合、そのままワールドタイトルが確定する。
H1でマッチ3の勝者が勝ち、H2でCTランキング1位のサーファーが勝った場合。
H3で勝った方がワールドタイトルを獲得する。
つまり、CTランキング1位のサーファーはH1の勝利だけで決めることが可能になったが、マッチ3の勝者は2勝が必要になる。
また、全てのヒートでCTランキング1位のサーファーがプライオリティを持ってスタートする。
ファイナル5を決める最終戦『Lexus Tahiti Pro』は8月7日〜16日にタヒチのチョープーで開催。
ワールドタイトルを決める『Lexus WSL Finals Fiji』はフィジーのタバルア島・クラウドブレイクで8月27日〜9月4日の間の1日限りで行われる。
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(黒本人志)