毎週水曜公開、五十嵐カノアのYouTubeシリーズ「EYE OF THE STORM」の最新エピソードはベルズ編のPart2。
ご存知の通り、親友のロボことジャック・ロビンソンとファイナルで対戦して、惜しくも2位に。
それでも表彰台では小さいながら夢にまで見たベルを鳴らすことに成功した。
「EYE OF THE STORM」だけで見られる裏舞台では、まずはJSサーフボードのジェイソン・スティーブンソンとの綿密な会議の様子が収められている。
カノアはジョエル・パーキンソンが愛用しているモデル「ゴールデン・チャイルド」をベースにしたボードを調整して使用。
「ゴールデン・チャイルド」はジョエルがベルズ戦で優勝した時にも使用していたモデルだ。
また、意識している訳ではなく、ロボが何度も登場する。
CTのライブ配信ではライバルとして映される二人だが、「EYE OF THE STORM」では、親友としての自然な関係が垣間見える。
ファイナル後、ロボの子供を中心にカノアとロボが喜びを分かち合っているシーンが特に印象的だ。
CT選手になることすらまだ夢だった子ども時代から、切磋琢磨してきた二人。
そんな彼らが、60周年を迎えた由緒あるベルズでファイナルを戦うなんて、本当に夢のような物語だ。
今回の「EYE OF THE STORM」は、友情の深さも感じられる感動的な内容。
カノアファンはもちろん、サーフィンを愛するすべての人に見てほしいエピソードだ。
(染谷たかし)