(トップ通過を果たした足立海世を迎える波乗りジャパン) Photo: ISA/Sean Evans

波乗りジャパンは早くも明暗を分ける『ISA World Junior Surfing Championship』初日

現地時間9月5日、サーフシティ・エルサルバドルを舞台とした『ISA World Junior Surfing Championship』は大会初日を迎え、約1週間に渡る戦いの火蓋が切られた。

初日は公式4-6ftレンジのクリーンなグッドコンディション。
ラ・ボカナでU18ボーイズ、エル・スンザルでU16ガールズがスタートして共にH27まで進行した。

Photo: ISA/Sean Evans

波乗りジャパンは早くも明暗を分ける

(足立海世)
Photo: ISA/Sean Evans

日本代表「波乗りジャパン」はこの日5名に出番があった。

U18ボーイズでは足立海世、佐藤頼斗が共にトップ通過。
U16ガールズの石田海夏もトップ通過を果たしたが、馬場心、山本璃々は3位でリパチャージ行きとなった。

髙井汰朗はH34でスタンバイ。
出番は翌日になる。

U18ガールズは高橋花音、窪田怜、石井有紗。
U16ボーイズは松野太郎、和氣堆人、髙井悠二朗が出場する。

(石田海夏)
Photo: ISA/Jersson Barboza
(佐藤頼斗)
Photo: ISA/Pablo Jimenez
(馬場心)
Photo: ISA/Jersson Barboza
Photo: ISA/Pablo Franco
Photo: ISA/Pablo Franco

初日のU16ガールズ、ハイエストスコアはハワイとペルー

(ハワイアンのエリアムナ・グラブス)
Photo: ISA/Jersson Barboza

初日のハイエストスコアはU16ガールズに出場したハワイアンのエリアムナ・グラブスによる9.00。

トータルスコアではペルーのブリアナ・バーテルメスがU16ガールズで8.50、7.50を重ね、16.00と圧倒的な数字を揃えてチリのアロンサ・エストバー、ウルグアイのハシンタ・シルバリニョとの南米カードを制した。

「すごく嬉しいわ。良い波に乗れたし、無事にラウンドを上がれてホッとしている。目標はもちろんこの大会で優勝すること。チームみんなで良い結果を残すことよ」

また、バスク地方のザラウツ出身のナヒア・カルデロンはシャープなレールワークとレイバックで8.00をスコア。
まだ14歳のナヒアはU16ガールズのスペイン代表として出場。7.00のバックアップスコアを重ね、トータル15.00と初日で3番目のスコアを揃えた。
スペインは2025年に僅差でメダル獲得を逃していた。

(ペルーのブリアナ・バーテルメス)
Photo: ISA/Jersson Barboza

U18ボーイズはディフェンディングチャンピオンが力強いスタート

(ディラン・ドネガン)
Photo: ISA/Sean Evans

昨年、U18ボーイズで金メダルを獲得して前人未到の2階級制覇を成し遂げたスペインのディラン・ドネガンは3個目の個人金メダル獲得を目指して出場。
7.50を含むトータル13.83とU18ボーイズで2番目のスコアを揃えてトップ通過を果たした。

また、2024年U16ボーイズの銅メダリスト、ニュージーランドのアレクシス・オーウェンを始め、アルゼンチンのチアゴ・パセリ、2025年U18ボーイズ銅メダリスト、ハワイのタイガー・アブボもラウンドアップ。

(オーストラリアのオーシャン・ランカスター)
Photo: ISA/Sean Evans

2024年のエルサルバドル大会で10年以上ぶりに国別金メダルを獲得し、2025年に防衛を果たしたオーストラリア勢は2025年U16ガールズの銅メダリスト、ルーシー・ダラー。2025年U16ボーイズの金メダリストのオーシャン・ランカスターのメダリストを含め、この日出番があった全ての選手がトップ通過を果たしている。

オーシャンは7.67と初日3番目のスコアとトータルでも13.77と3番目のスコアを揃えて快勝。
オーストラリアの主将を務め、3年連続の国別金メダルを目指している。

「前のヒートでは波がコンスタントに入っていたので、興奮し過ぎないように自分に言い聞かせてヒートに挑んだよ。海に入ってペースを掴み、自分らしいサーフィンをするように心がけたんだ。最初は本当に波が来なくて、緊張したけど、落ち着いた波を探したよ。その後、セットが入り始めたんだ。ヒートの熱気を感じ始めてこれは普段慣れていない感覚だぞと思った。でも、その流れのまま粘り強くやり続けて、1位で勝ち上がることができたのさ。ここは本当に最高。朝早く起きてサーフィンに向かう時、外の方が部屋の中より暖かいなんて、これ以上のものはないよ」

(円陣を組むオーストラリア代表)
Photo: ISA/Pablo Franco

ブラジルのグーフィーフッタートリオが圧勝

(ライアン・マルティンス)
Photo: ISA/Sean Evans

昨年国別銅メダルを獲得した強豪国ブラジルは、U18ボーイズで全員がハイスコアを出してトップ通過。

ジョン・ミュラー、カラニ・ロブレス、ライアン・マルティンスの全てがグーフィーフッターで、ラ・ボカナのライトの波をバックハンドで切り刻んだ。
特に最終ヒートに登場したライアンは、パワフルな2ターンコンボによる8.50を含むトータル15.77と初日のハイエストを揃えた。

「良い感覚でヒートに挑めたよ。とにかくライトの波でしっかりしたサーフィンをすることだけに集中した。ライトの方がポテンシャルが高かったからね。良いマニューバーが2回決まれば、それだけで十分だよ」

ベルギーのカミエル・デレーブが初のヒート通過

(3度目の出場で初めてヒートを通過したカミエル・デレーブ)
Photo: ISA/Pablo Jimenez

強豪だけが注目されないのがISAイベントの良い点。

U18ボーイズに出場しているベルギーのカミエル・デレーブは最後の2分間でスコアを出してハワイのキングストン・パネビアンコをかわして2位に入り、WJSC3度目の出場にして初のメインラウンドでのヒート勝利となった。

大会2日目は現地時間9月6日の7時(日本の同日22時)より開始予定。

ラ・ボカナでU18ボーイズの残りヒート後、U18ガールズのH18まで進行予定。
エル・スンザルでU16ガールズの残りヒート後、U16ボーイズのH22まで進行予定。

ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/

(黒本人志)

この記事に 関連するタグ

この記事に関連するタグはありません。

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。