松野杏莉と佐藤李がワンツーフィニッシュ!『Asian Surfing Championships』

現地時間8月10日、インドのタミル・ナードゥ州、マハーバリプラムで開催中の『Asian Surfing Championships』はオープンとU18がファイナルデーを迎え、オープンのウィメンズで日本の松野杏莉が優勝。佐藤李が2位に入り、ワンツーフィニッシュを決めた。

メンズは韓国のカノア・ヒ・ジェイが優勝。
カノアは7月に韓国のウェーブプール「Wave Park」で開催されたQS6,000『Siheung Korea Open』でLQSとQSにダブルエントリー。LQSで韓国人として初のWSLイベントでの優勝という快挙を達成したばかり。
また、今回はU18ボーイズとのダブル優勝も成し遂げた。

U18ガールズは15歳でパリ五輪に出場して大きな話題になった中国のスーチー・ヤンが優勝した。

第20回『アジア競技大会』の最終予選

『Asian Surfing Championships』は2026年に愛知で開催される第20回『アジア競技大会』の最終予選も兼ねている。

サーフィン競技の出場選手枠はメンズ24名、ウィメンズ24名の合計48名。
2024年大会と2025年大会の結果でクオリファイが確定する。

モルディブのコークスポイントで開催された2024年大会も日本代表は活躍。
オープンウィメンズで池田美来が優勝、松野杏莉が2位とワンツーフィニッシュを決め、オープンメンズは渡邉壱孔が3位、金沢太規が4位に入っていた。
また、U18ボーイズでは髙井汰朗が優勝、足立海世が2位。U18ガールズでは石井有紗が優勝、馬場心が2位になっていた。

アジアサーフィン連盟によると、第20回『アジア競技大会』の出場枠は以下。

各NOC(国内オリンピック委員会)ごとの最大出場選手数はメンズ2名、ウィメンズ2名。

・2024年大会
まずは地域代表の5枠が優先され、『Asian Surfing Championships』の結果に基づき、アジア5地域それぞれで最も順位が高いNOC(国内オリンピック委員会)に、1枠ずつの出場権が与えられる。

次に7枠は『Asian Surfing Championships』において、すでに「地域代表」で出場枠を獲得したNOCを除き、順位が上位のNOC7団体に、それぞれ1枠の出場権が与えられる。

・2025年大会
まずは地域代表の5枠が優先され、『Asian Surfing Championships』の結果に基づき、アジアの5つの地域それぞれで最も順位が高いNOCに1枠ずつの出場権が与えられる。

次に7枠は『Asian Surfing Championships』において、すでに「地域代表」で出場枠を獲得したNOCを除き、上位7位のNOCにそれぞれ1枠の出場権が与えられる。

『Asian Surfing Championships』結果
オープンメンズ
1位 カノア・ヒ・ジェイ(KOR)
2位 パジャール・アリヤナ(INA)
3位 ラメシュ・ブディハル(IDN)
4位 メガ・アルタナ(INA)
…9位 渡邉壱孔(JPN)
…17位 小林桂(JPN)

オープンウィメンズ
1位 松野杏莉(JPN)
2位 佐藤李(JPN)
3位 イザベル・ヒッグス(THA)
4位 シュハン・ジン(CHN)

U18ボーイズ
1位 カノア・ヒ・ジェイ(KOR)
2位 シドン・ウー(CHN)
3位 シュロウ・ジャン(CHN)
4位 ライハオ・チャン(CHN)

U18ガールズ
1位 スーチー・ヤン(CHN)
2位 シュハン・ジン(CHN)
3位 イザベル・ヒッグス(THA)
4位 シン・ジュビン(KOR)

アジアサーフィン連盟HP:https://asiansurfing.org/

(黒本人志)

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