(今年の「Supertubos」は気まぐれ) PHOTO:© WSL/Damien Poullenot

ケイティとモリーのファイナルが決定!CT第10戦『MEO Rip Curl Pro Portugal』4日目

ポルトガル西部・ペニシェ「Supertubos」を舞台としたCT第10戦『MEO Rip Curl Pro Portugal』は小刻みに進行。

ポストシーズンで人数が絞られ、1スウェルでイベントが終わるという目論見は自然相手のサーフィンではやはり難しいようで、現地時間10月22日はウィメンズSFの2ヒートのみの進行でファイナルデーは翌日に持ち越しになった。

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ケイティ vs サクラ

(ケイトリン・シマーズ)
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SFのH1はケイトリン・シマーズ(USA)とベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)のカード。

40分ヒートの開始直後、ケイティはレフトのバレルに少しだけプルインして持ちこたえたが、3.83とスコアは伸びず。
一方、サクラはバックハンドでの2ターンで5.33を返してリードする。
サクラはフロントサイドで小さいながらバレルを抜けて4.93を重ねてリードを広げるが、残り時間11分でケイティはサクラよりもクリーンで深いバレルを猛スピードで抜け、フィニッシュまで決めて7.50をスコア。
この1本が決め手となり、今シーズン初のファイナル進出を決めた。

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(ベティルー・サクラ・ジョンソン)
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「あの波(7.50)については何とも言えないわ。あなたはどう思った?波によっては最後に掘れ上がってくるような感じがあって、ちょっと難しいの。私の知る限り最高のサーファーである弟やボーイフレンドのサーフィンを見ていたけど、それでも難しいくらいの波よ。ビーチブレイクだからね。だからビーチからは完璧に見えるかもしれないけれど、ラインナップがどれほど広いかは見えないの。自分と相手だけで入っていると少し混乱するわ。でも、興味深いのは、私たち2人ともいわゆる『完璧なヒート』みたいなサーフィンをしたけれど、私はただあの波を掴めただけ。あの波をくれた母なる海にただ感謝している」

ポルトガルは2023年のルーキーイヤーで初優勝した特別な場所。
怪我から復帰してすぐに訪れた優勝のチャンス、ファイナルに向けた意気込みについては、「ただバレルに入れたらいいなと思っている」とケイティらしいコメントが返ってきた。

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モリー vs レイキー

(モリー・ピックラム)
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SFのH2はモリー・ピックラム(AUS)とレイキー・ピーターソン(USA)のカード。

最初のヒートに比べて波はスローダウンしてしまい、ケイティが乗ったようなスペシャルな波はなかった。

4ポイント台がハイスコアのラインになったこのヒートはバレルに突っ込むか、速いセクションを抜けてターンをするか。「Supertubos」らしくない勝負を制したのはモリーだった。

「完璧である必要はないんだって学んでいる最中だし、勝ちは勝ちで間違いないわ。私にとっては難しいんだけどね。いつも自分が誇りに思えるようなパフォーマンスを見せたいと思っているけれど、コンディションがすごくトリッキーで、すべてがすごく速く動いていたの。だから冷静さを保つのが難しかった。それに自分のボードが少し長すぎるように感じられた。本当に難しかったわ。でも、一息ついて呼吸を整え、自分をより良いポジションに置こうと1つのスコアをしっかり決められたこと、そしてボードを替えてリセットできたことを誇りに思っているし、本当に嬉しく思っている。ケイティと一緒にファイナルに進出。もちろん最高にテンションが上がっているわ」

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(レイキー・ピーターソン)
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モリーは当初バレル狙いで長めのボードを選んだが、実際はサイズダウンしてターン勝負になったため、途中ボード交換をしていた。

「ケイティのサーフィンを見ていて、朝の間ずっと最高なチューブがあってサイズもあったと感じていたの。でも、私たちがスコアを出そうとしていた波は、ちょっと小波っぽい感じになってきていて。だから、短いボードに替えたの。ターンをもっと素早く、もう少しスピードに乗せられるだろうと思ったのよ。それが狙いのすべてだった。すごくタイトでポケットが狭いから、そのほんの少しの長さのせいで苦戦していたのよ」

ファイナルの意気込みについては、「ファンにとっても、良いコンディションの中で私たちがファイナルで戦うのを望んでいると思う。私たちは本当にお互いを高め合っているから、いつだってエキサイティングな時間になるの。明日、良いスーパーチューボスになったら、ただ波に乗りまくりたい。なんていうか、最高だと思う。ケイティ、まあ、すべての選手と戦う時もそうだけど、特に波が炸裂している時にケイティと対戦できるのは、本当に夢が叶ったようなもの。彼女はコアなサーファーだからね。彼女は本当にサーフィンを愛しているし、人生で何が重要かを本当に理解している。だから、バレルを抜けている時、それこそが重要なことなの」と話していた。

ケイティとモリーのファイナルは過去に3度。

パイプラインで2度、アブダビで1度ファイナルで当たっており、ケイティが2勝、モリーが1勝。
直近では2025年のパイプラインでモリーが圧倒的なサーフィンを披露していた。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(黒本人志)

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